蒼滝と御在所岳     2014年07月06日


 頭上50mから豊富な水量を伴い流れ落ちる蒼滝

 梅雨の合間を縫って、御在所岳へ。  ロープウェイ乗り場は誰もいない。 動き出す迄の間に蒼滝へ向かう。  ロープウェイの裏手が、御在所岳裏登山道の一合目になっていて、 登山道の分岐点で東海自然歩道と別れて、蒼滝に下る。
 左手に蒼滝が現れる。 2002年9月16日に訪れた以来12年ぶりの蒼滝だ。 今日は梅雨の谷間なので水量は多い。  平成20年のゲリラ豪雨により、この辺りは一変し、滝壺も土砂で埋まってしまったのが残念だ。  頭上50mから流れ落ちる、今日の蒼滝は迫力がある。
   蒼滝へのコースは、蒼滝駐車場に車を置き、川沿いの東海道自然歩道を歩くのが一般的であるが、 豪雨より遊歩道が崩壊し、未だに通行止めになっている。  この辺りにあった「たきみ橋」も跡かたも無く、東海自然歩道沿いの茶店も廃墟になっている。
 この時期、鈴鹿の山は山蛭が多く、登山したことは無い。  気を付けていたら、剥き出しの腕の上を小さな尺取り虫が這っていた、動作と色合いから山蛭の赤ちゃんに間違いない。  最近は野生動物が麓まで下りて来て、山蛭が特に多くなったと云われている。  山蛭に注意しながら東海自然歩道をロープウェイ駅まで戻る。
   蒼滝   地図の中央の矢印が蒼滝です      <三重県三重郡菰野町菰野にて>
蒼滝を、下記の「蒼滝」のボタンをクリックして21枚のスライド写真でご覧ください。  


 東洋一と云われている高さ61mの白い6号鉄塔

 ゴンドラに乗って山頂駅へ向かう。 ゴンドラは、6人乗りで、1分間隔で運転されている。  山頂に近づくにつれて、ガスが晴れて、山頂駅側の頂きが見えて来た。  正面に見えて来た白い鉄塔は、高さ61mの6号鉄塔で東洋一と云われている。
 左手に鎌ヶ岳、右手に登山道で一番人気がある中道の難所のキレットが見える。  正面に見える鎌ヶ岳に、最初に二人で登ったのは、半世紀前の新婚時代、 最後に登ったのは、2003年10月29日で11年前であった。
 山頂駅に到着、最初に、見晴台、次に、富士見岩に行き絶景を堪能する。  ロープウェイのゴンドラ、大黒岩、鎌ヶ岳の三点セットが見応えがある。  右手に、国見岳を見ながら、富士見岩からゲレンデを歩いて山頂へ。  国見岳に最後に登ったのは、10年前の、2004年11月10日であった。
 標高1212mの御在所岳頂上にある一等三角点に到着。  望湖台、山口誓子句碑、鈴鹿国定公園記念碑、伊藤冠峰の詩碑などを巡ってロープウェイ駅へ。  ロープウェイの係員に推薦してもらった、日帰り温泉のグリーンホテルで、 源泉架け流しの温泉に浸かってから、帰路に着く。
   御在所岳   地図の中央の矢印が御在所岳の山頂です      <三重県三重郡菰野町菰野にて>
御在所岳を、下記の「御在所岳」のボタンをクリックして41枚のスライド写真でご覧ください。  

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