旭山動物園     2014年02月07日


 雪に埋まる浦臼町の道の駅「つるぬま」

 札幌プリンスホテルを出て、札幌市内へ。  西11条の通りを北上し、札幌資料館を見ながら大通公園を横切る。  北1条宮の沢通りを東に進み、左に、ガスに霞む「北海道庁旧本庁館」を望み、 札幌市時計台やカトリック北1条教会の前を通過する。
 札幌自動車道の下を通過、道中自動車道の札幌から美唄までが積雪のため通行止めになったため、 急遽、国道275号空知国道の下道を走ることになる。  豊平川に架かる雁来大橋や、石狩川に架かる新石狩大橋を渡り、道央新道のガード下を通過、 国道と並走している、学園都市線の札沼線に沿って走る。
 中小屋神社や中小屋会館の前を通過、浦臼町の道の駅「つるぬま」に到着する。  昨日から全国的に、記録的な寒波が襲い、道の駅は積雪の中に埋まっている。  道の駅を出て、石狩川に架かる奈井江大橋を渡り、奈井江砂川インターから中央自動車道に入る。  空知川に架かる空知川大橋を渡り、旭川北インターで降りて、旭山動物園に向う。
   道の駅「つるぬま」   地図の中央の矢印が道の駅「つるぬま」です      <北海道樺戸郡浦臼町キナウスナイにて>
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 旭山動物園冬の名物のペンギンの散歩

 旭山動物園は東門から入り、長い石段を下る。  最初の獣舎はくもざる館、大きな氷柱が垂れる獣舎の片隅で蹲っていた。  今冬オープンしたきりん館とかば館は、この冬の動物園の呼び物になっている。  雪の中で歩き回るキリンは、「寒さの中で息づく命」を見てくださいと云う、 動物園の思惑を感じさせる。
 冬の動物園の見物は、アザラシ館とほっきょく館だと係りの人に言われて、 最初に、テレビでお馴染みの、水槽の中を動き回るアザラシ、 次に、雪の中を我が物に歩き回る北極熊を見物する。  ペンギンの散歩のスタート時間が近づいたので、ペンギン館に行って見ると、 周りは人でびっしり埋まり、立錐の余地もない。
 係りの人の指示に従い、列の最後尾に向うも、何処まで行っても人の列が続き、 別個の往復の散歩コースの折り返し点を過ぎ、ペンギン館の近くまで戻ってしまった。  待つこと30分で、前方にやっとペンギンの姿が見えてきた。  よちよち歩きのペンギンも、目の前は1分間で通り過ぎてしまった。  待ち時間で予想以上の時間が過ぎてしまったので、慌てて東門へ駆けつける。
     旭山動物園   地図の中央の矢印が旭山動物園です      <北海道旭川市東旭川町倉沼にて>
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 コンテストで第1位の「対決!ゆるキャラ・サッカーワールドカップ」の雪像

 ペンギンの散歩を見物した後は、石狩川河畔、常盤公園の横に設置された「旭川冬まつり」会場へ。  会場では、中雪像コンテストが行われていて、第1位の桜木賞は「対決!ゆるキャラ・サッカーワールドカップ」であった。  第2位の金賞は、「ディズニーキャラクターのモンスターズ・ユニバーシティ」、 第3位の銀賞は「トトロの滑り台」などの3点、である。
 今年のメイン雪像は、トランスフォーマー 30th Anniversary「トランスファー出動!」で、 「総司令官コンボイ」が仲間のサイボトロンに出動を命じているポーズを、高さ20mで再現したものである。
 大雪像の上へは、スロープを歩いて登ることが出来、頂上から100mの滑り台が造られていた。  大雪造の上からは、石狩川を挟んで、「リベライン旭川パークフラワーランド」や「ライフィンもとまちビル」 旭川市のシンボルになっている石狩川に架かる旭橋、常盤公園などが見渡せる。  雪国を知らない私どもは、久しぶりに、空一面に広がった青空を背景に、雪原を徘徊する人々の姿を、 何時までも眺めていたが、夕日も沈んだので、今夜の宿の層雲峡温泉に向かう。
   旭川冬まつり会場   地図の中央の矢印が旭川冬まつりです      <北海道旭川市常磐公園にて>
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 滝が凍り付いて出来た氷の絶壁を再現

 層雲峡温泉「朝陽リゾートホテル」で夕食を済ませた後、 宿の女性が運転する車に乗せてもらって、層雲峡氷瀑まつりに出かける。  氷点下41度の記録を持つ旭川での、極寒挑戦ため、用意できる最大限の防寒準備をし、 滑り止めは勿論、スッテクまで持参して初体験の世界へ足を踏み入れる。
 石狩川の源流の清水を用いて造られたオブジェは、七色のライトに照らされて、 幻想的な異次元の世界を表現している。  会場は、絶壁から流れ落ちる滝が、凍り付いて出来た氷の壁で囲まれた空間を再現している。  広い会場の中に設けられた氷の建造物の中を歩き、氷の階段を登って、高さ15mの 氷の展望台に立つ。  展望台からは、変化するライトに照らされた造形物が目の前に展開されているのが眺められる。
今回の、冬の祭典を尋ねる旅は、札幌雪まつり、支笏湖氷涛まつり、 旭川冬まつりに続いて、この層雲峡氷瀑まつりが最後になる。  会場を一回りした後、風も無かったので、余りの防寒具に汗が出るほどで、 出発前の極寒への心配は全くの杞憂に終わった。  この経験で自信をつけたので、来年の冬も北海道を訪れても良いと云う気分になった。
   層雲峡氷瀑まつり会場   地図の中央の矢印が氷瀑まつり会場です      <北海道上川郡上川町層雲峡にて>
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