ホテル「ラビスタ函館」の部屋から眺めた北海道の最初の朝景色は白一色だった、
昨晩からの雪が降り積もったのだろう。
昨年、一昨年の北海道旅行は、レンターカーを借り、1週間余りをマイペースで巡る旅、その他も、
殆どが個人旅行の今日この頃、それ以前は海外旅行がメインだった経験から、
自分でトランクをバスに乗せるという意識に乏しかった。
さあ出発と云う段になって、バスガイドから忘れ物はありませんかと云われて、
トランクをフロントの前に置き忘れたことに気づき、慌てて取りにいく。
ここでトランクを置き忘れたらどうなったかと思うと、冷や汗が溢れ、ボケの歳になったことを改めて認識する。
今年最大の寒波の中で、を国道5号線を北上して昭和新山に向かう。
前を走る車は全面に雪を貼り付け、雪景色の中に埋没して存在が分からない。
函館インターから函館新道に入り、大沼トンネルを抜けると、突然青空の中に駒ヶ岳が現れた。
小沼やシン采沼、フェニックスやハイウェイ大沼の横を通り、大沼公園インターから道央自動車道に入る。
右手に内浦湾が見るまで、大沼公園のシンボルである駒ヶ岳の雄姿が車窓を飾ってくれた。
雪の中の八雲パーキングエリアに寄り、長万部インターを出る頃には青空も見えてきた。
昨年、散策した洞爺湖温泉郷を通過し、昭和新山の山麓に到着する。
北海道駒ヶ岳
地図の中央の矢印が北海道駒ヶ岳です <北海道茅部郡鹿部町本別にて>
函館から洞爺湖までの旅を、下記の「函館から洞爺湖へ」のボタンを
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七ヶ月ぶりに訪れた有珠山山麓は雪の中、昭和新山も色彩を抜いた墨絵のようだ。
有珠山の山頂駅からは晴れ間も見られるとの情報により、有珠山のレストラン「噴火亭」で
白老牛のしゃぶしゃぶを食べた後、有珠山ロープウェウィで山頂駅を目指す。
ピンク肌の活火山として名所になっている昭和新山も、白と黒の斑模様で今ひとつ冴えない。
有珠山山腹の向こうに現れた洞爺湖もぼんやりとしたガスの中。
それでも山頂駅に立ったら、背後の有珠山の山頂が見えたのは幸いだった。
山頂駅に隣接する「洞爺湖展望台」から、昨年見たと同じ景色の、昭和新山と洞爺湖を眺める。
ガスも立ち込めてきたので、余り感激を覚えることなく、展望台を後にして駐車場へ。
昭和新山
地図の中央の矢印が昭和新山です <北海道有珠郡壮瞥町昭和新山にて>
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洞爺湖を離れ、国道453号線の有珠国道から276号線の尻別国道を経て支笏湖に向かう。
支笏湖畔の支笏湖氷涛まつりのまつり会場に到着。 会場の入口にある寒暖計は、氷点下8度を示している。
入口の雪のトンネルを抜けると、正面に、デンソーエレクトロニクスが製作協力した「アイスフォールズ」がある。
支笏湖の名所に因んで造られた苔の洞門に入ると、氷壁が緑で輝いていた。
巨大な雪の造形物である「ビッグマウンテン」や「ドリームステージ」、多数の氷柱などが並び、夜間は多彩な色で輝く。
千歳・支笏湖氷涛まつりは2014年の今年で第36回になる。
氷のオブジェは、湖水をスクリンプラーで吹きつけて造られ、支笏湖ブルーと呼ばれるナチュラルブルーに彩られる。
鳥居を潜って、お賽銭を氷柱に貼り付け、氷涛神社に参拝する。
昨年支笏湖を訪れたときは、秘境の宿「丸駒温泉」に宿泊したが、雨に祟られ遊覧はできなかった。
会場から支笏湖越しに恵庭岳を眺め、会場に置かれたユニークに別れを告げ、寄るの小樽に向かう。
支笏湖氷涛まつり会場
地図の中央の矢印が氷涛まつり会場です <北海道千歳市支笏湖温泉にて>
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道道17号臨港線を走り、小樽市内の堺町交差点付近で降車、
臨港線を小樽の街並みを眺めながら歩くと、小樽運河の倉庫群に到着する。
浅草橋の上から小樽運河を北に望むと、手前から清水鋼機の倉庫、北海あぶりやき運河倉庫、
渋沢倉庫、小樽倉庫と続いている。
運河左岸の「小樽運河すれあい散歩道」を中央橋に向って歩く。
更に、大同倉庫、北日本倉庫と続き、中央橋に到着する。
橋からは左手に倉庫群、右手に臨港線沿いの街並みが見える。
ホテル・ノルド小樽、ホテルソニア、おたるふる川と続くこの辺りは小樽の中心街であろう。
再び、浅草橋横の色内1丁目交差点まで戻る。
昨年の夏にここを走った時は、観光客で溢れていた。
バスが待機している、ヴェネツィア美術館がある堺町交差点まで戻り、札幌に向う。
小樽運河の色内1丁目交差点
地図の中央の矢印が色内1丁目交差点です <北海道小樽市色内1丁目2にて>
小樽運河の夜景を、下記の「小樽運河の夜景」のボタンを
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今夜の宿である「札幌プリンスホテル」に到着すると、直ぐに夜の街に飛び出す。
徒歩3分で大通公園にある札幌雪まつり大通会場へ。
最初の大雪像は「beポンキッキーズ」、小雪像では、おもてなしの滝川さん、ゆるきゃらNo1のふなっしー、
ヤンキースのマー君が並んでいる。
中雪像の桃太郎や北海道大学工学部校舎、大雪像の「イティマド・ウッダウラ」や「スルタン・アブドゥル・
サマド・ビル」、「すべてにLOVEを」を見た後一服、北海道食広場で札幌ラーメンを食する。
ソチオリンピックに因んだ「ウィンタースポーツ天国、北海道!」、「台湾−伝統とモダン」の大氷像があり、
目の前に「さっぽろテレビ塔」が近づいてきた。
巨大な「白い恋人 PARK AIR ジャンプ台」、大氷像の「ハートの宮殿」を最後にオブジェの見物を終え、
長い列を横目で見ながら、3階の展望室まで登ってから、ホテルに戻る。
札幌雪まつり会場にある札幌テレビ塔
地図の中央の矢印が札幌テレビ塔です <北海道札幌市中央区大通西1丁目にて>
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