クラブツーリズムの「さっぽろ雪まつりと冬の祭典フルコース4日間」
のツアーに参加して、セントレアから函館に向かう。
飛行機は庄内川上空を通過、入鹿池上空からは多治見北ゴルフなど多くのゴルフコースが見える。
東の方向に、中央アルプスと北アルプスが二重になって連なっている。
御嶽山らしき山を通過、後方に松本平野、手前に、六百山と穂高に挟まれた、梓川が現れ、
上高地の手前に、3年余り前に歩いた西穂山荘から西穂高に向かう尾根、涸沢を囲む穂高連峰が
手に取るように見える。
槍ヶ岳の上空を通過すると、常念岳から手前に尾根が延びて大天井岳、左に燕岳、右に槍ヶ岳に向かう尾根と、
実に58年前に踏破したアルプス銀座が広がっている。
もう一度歩きたいと思っていたが、半世紀以上も経ってしまった、この風景は私の登山人生の原点とも云える。
飛行機は間もなく雲の中に入り、函館空港に無事到着、雪景色が出迎えてくれる。
今日から今年最大の寒波到来とのこと、どんな旅になるだろうかと思いながら、津軽海峡に面した漁火通りにある
啄木像の前を通過、最初の訪問地である「函館ベイエリア」に到着する。
銀座アルプスの大天井岳
地図の中央の矢印が大天井岳です <長野県松本市安曇にて>
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函館ベイエリアの散策は、二十間通りに面した煉瓦造りの旧函館郵便局の建物である明治館の前からスタート。
「金森レンガ倉庫」と書かれたアーチを潜って、倉庫の間を歩くと運河に出る。
函館西波止場に出ると、観光遊覧船「ブルームーン」が長期に停泊している。
シーズンオフのこの時期に、ここを訪れる観光客は無いらしい。
函館港に面した西波止場通りを進むと、前面に世界三大夜景で知られている函館山が見える。
西波止場美術館の前で引き返し、元の位置へ戻る。
寒々としたベイエリアを歩く人影は全く無く、お土産屋が開いている程度である。
昨年も、一昨年もレンターカーを使い、北海道をマイペースで観光した.
観光会社のツアーに久しぶりで参加したが、勝手が違い、時間つぶしに苦労する。
金森赤レンガ倉庫群の「函館ヒストリープラザ」や「はこだて海鮮市場」「明治館」などを覗き、お迎えのバスが来るまで、
時間を過ごす。
旧郵便局の明治館
地図の中央の矢印が明治館です <北海道函館市豊川町12にて>
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函館ベイエリアから五稜郭のお堀の外に立つ「五稜郭タワー」へ来る。
タワーの展望台は高さ90m、塔の高さは107mである。
館内は1階と2階に電飾が施され、五稜郭築城や函館戦争に関する資料も展示されている。
2006年に再建された新タワーは展望台が五角形で塔体の断面積も星型をしている。
展望台に上がると、土方三蔵像が出迎えてくれる。
展望台からは五稜郭全体の他、函館の市街地も見渡せる。
五城郭は5つの頂点を持つユニークな要塞として、北海道で唯一日本名城100選に選ばれている。
五城郭公園から左に目を移すと、六花亭五稜郭店の明かりが見え、北海道警察函館本部の建物と
新興通りの明かりが目に付く。
更に左にある、ときわ通りの五稜郭町28・30の交差点が明るく浮き上がっている。
道道571号線を眺め、函館五稜郭病院、函館美術館、函館市芸術ホールと続き、
五稜郭公園に戻って一回りしたことになる。
漆黒の空に聳える五稜郭タワーを後にして函館山に向かう。
五稜郭タワー
地図の中央の矢印が五稜郭タワーです <北海道函館市五稜郭町43にて>
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先ほどまで不通だったロープウェイが開通したとの連絡により、
予定より1時間遅れて、急遽函館山へ。
函館山からの夜景は、神戸市の麻耶山、長崎市の稲佐山と共に、日本三大夜景と云われている。
展望台からは、右に津軽海峡に面した大森浜、正面に、国道279号西部環状線、二十間坂通り、
西波止場通りに囲まれた市街地、左に、函館ベイエリアから眺める函館港が広がっている。
函館港は左から、函館ドック、西埠頭、明かりに囲まれた緑の島、一番右に函館ベイエリアが見え、
金森赤レンガ倉庫群や今夜の宿の「ラピスタ函館ベイ」も分かる。
ナポリ、香港と共に、世界三大夜景と云われている函館山からの夜景を十分堪能してから、
ホテルで遅い夕食にやっとありつける。
函館山展望台
地図の中央の矢印が函館山展望台です <北海道函館市函館山にて>
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