帝釈峡と神龍湖      2013年4月12日


 世界三大自然橋の一つに数えられている帝釈峡の雄橋

 昨年の清盛ブームに乗り遅れて、遅まきながら厳島神社参拝に出かける。  途中で加西サービスエリア、大佐サービスエリアに寄り、 中国自動車道の東城インターで下りて、国定公園の帝釈峡へ。
 初日は帝釈峡散策、先ず、上帝釈の帝釈川沿いに歩き、何処でもあるような鍾乳洞の白雲洞を覗く。  この辺りは、スコラ高原と呼ばれ、灰石の侵食による無数の洞穴が存在する。  その代表的なものが、石灰洞が崩れて出来た「鬼の唐門」と呼ばれる天然の橋である
。  「鬼の供養塔」を過ぎると、日本一の天然橋で、国の天然記念物に指定されている「雄橋」が見えてきた。  天然橋は全国で多く見られるが、その大きさも見ごたえがあり、川を跨いだ本来の橋であるのも珍しい。  神の橋とも云われ、世界三大天然橋の一つに数えられている。
 帝釈峡で最も流れが速い「断魚渓」まで行って引き返す。  上帝釈から、帝釈峡スコラ高原を通って、神龍湖がある下帝釈へ向かう。
   帝釈峡の雄橋   地図の中央の矢印が雄橋です      <広島県庄原市東城町帝釈未渡にて>
上帝釈の風景を、下記の「上帝釈」のボタンを クリックして41枚のスライド写真でご覧ください。


 帝釈峡観光の中心である神龍湖に掛かる紅葉橋

 紅葉橋の袂にある遊覧船斡旋所に顔を出したところ、出航しますとのこと、 遊覧船用の広い駐車場があるが、お店の前の、1台分の駐車場に車を置いても良いという。  実は、乗船する観光客は、我々二人だけで、私達のために態々遊覧船を今から出しえ呉れるという。
、  渇水期で水位が下がっているため、長い階段を下りると、大型の観光船が二艘停泊している。  船内は、畳敷きの古風な遊覧船で、大勢の人を詰め込めそうだ。  遊覧船は直ぐに出航し、紅葉橋を後にして、帝釈ダム堰堤を目指す。  ダム湖特有の、帯状に連なる湖岸の岩肌が、緑の山並みと青い空の景観に水を注ぎ、変化に乏しい湖岸の風景は、 直ぐに見飽きてしまった。 新緑も呼び物の一つと云われるが、今一つ物足りない感じである。  ダム堰堤の前でUターンし、紅葉橋を潜って更に上流に向かう。  左手に桜橋が見え、神龍橋を潜って、上流まで行き、Uターンしえ遊覧を終える。  この地域は比婆道後帝釈国定公園で、特に、神龍湖の紅葉は素晴らしいとのことで、秋にもう一度訪れたいものだ。  私達だけのために、態々遊覧船を出して貰い、関係者に厚くお礼を述べてから、今夜の宿の休暇村帝釈峡に向かう。
   神龍湖の紅葉橋   地図の中央の矢印が紅葉橋です      <広島県神石郡神石高原町永野にて>
神龍湖の風景を、下記の「神龍湖」のボタンをクリックして34枚のスライド写真でご覧ください。

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