長崎駅前のオリオンホテルで、レンターカーのお迎えを受け、西彼杵半島を北上する。
仏崎の観音像の前を過ぎると、丘の上に黒崎カトリック教会が見える。
この教会は、遠藤周作の小説「沈黙」の舞台であり、外海地方のカトリック信者の発祥の地として知られている。
教会には、日曜日の朝なので、多くの信者が訪れており、現在でもキリスト教のメッカになっている。
小城鼻の丘の上にある、道の駅「夕日が丘そとめ」に寄り、隣接した「遠藤周作文学館」で遠藤文学に触れる。
何時までも沈黙し続ける神に期待し、辛苦に絶え続ける隠れキリシタンの姿が偲ばれた。
唐見崎の「雪の浦パーキング」で一服し、大島大橋を渡って、寺島の大島大橋公園を散策する。
この大橋は、平成11年11月11日11時11分11秒にオープンした。
再び、大島大橋を渡り、道の駅「さいかい」を覗き、西彼杵半島を横断して西海橋公園に向かう。
黒崎教会
地図の中央の矢印が黒崎教会です <長崎県長崎市上黒崎町にて>
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大島大橋公園から西海公園に来て、最初に東の丘の上にある展望台に登る。
次に、佐世保湾と大村湾を繋ぐ針尾瀬戸の南岸に設けられた、
西海橋と新西海橋を繋ぐ木道のウォークデッキに入る。
新西海橋は針尾島と西海市を繋いでいる。 木道が新西海に併設されていて、対岸の針尾島に渡ることが出来る。
新西海橋のウォークデッキから西を望むと、南岸の伊ノ浦郷の集落、北には、針尾瀬戸の中に浮かぶ、
弁天島に立つ白い弁天島灯台、寺島に聳える三本の針尾送信所旧無線塔が見える。
再び新西海橋を渡る、海流が大村湾から佐世保湾へと急速に流れている。
今日まで、「春の桜とうず潮まつり」が行われていて、デッキに掲示されたうず潮の見ごろ時間表によると、
見ごろ時間帯に突入したようだ。
針尾瀬戸は鳴門海峡、来島海峡と共に、日本三大急潮と云われている。
渦潮が急激に発達した針尾瀬戸を後にして、今夜の宿である「山暖簾」に向かう。
西海橋
地図の中央の矢印が西海橋です <長崎県佐世保市針尾東町にて>
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