春の訪れに誘われて、長崎を中心に九州北西部の探索に、中部空港から出発。
関門海峡や博多湾の志賀島の上空を通過、長崎空港に到着。
県営バスで市内に到着、トランクをホテルに預け、早速、一日乗車券を買って、
日本最古の現存するキリスト教建築物である国宝の大浦天主堂へ。
入口のマリア像は「信者発見」を記念して立てられた。
大浦天主堂は正式には「二十六聖殉教者堂」と云われている。
旧羅典新学校を覗いてから、グラバー邸へ。
丘の上からは、長崎港越しに三菱重工造船所、右手に長崎の街並みが見える。
日本で最も古い木造西洋風建築として知られている「旧グラバー住宅」や
日本で初めての西洋料理の店である「旧自由亭」「旧ウォーカー住宅」「旧長崎地方裁判所長官舎」
「旧三菱第2ドックハウス」「旧リンガー住宅」「旧オルト住宅」「旧スチイル記念学校」などの建物を覗いて歩く。
最後に、「長崎くんち」の龍などが展示されている「長崎伝統芸能館」を見学してから大浦海岸通駅へ。
グラバー邸
地図の中央の矢印がグラバー邸です <長崎県長崎市南山手町8にて>
グラバー園の風景を、下記の「グラバー園」のボタンを
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長崎電鉄の長崎駅前駅から日本二十六聖人殉教地へ。
西坂の丘には、殉教をヨーロッパに報告した「ルイス・フロイス」の顕彰碑がある。
船越保武よって建てられた記念碑には、二十六聖人が並んでいる。
殉教者はローマ教皇ピウス9世によって聖列された。
日本二十六聖人殉教地資料館の前には、ガウディを連想させる聖堂が立っている。
大浦天主堂に名前を先取りされたので、「日本二十六聖人記念聖堂聖フィリップ教会」と云う
長い名前が付けられた、聖堂を覗いてから、再び長崎駅へ。
出島海岸通りの、中島川に架かる玉江橋からは、出島の全景が望める。
史跡出島和蘭商館跡の水門の前で、「長崎さるく」君が出迎えてくれる。
メインロードを進むと、「一番船船頭部屋」「ヘルト部屋」「一番蔵」「カビタン部屋」
「旧長崎内外くらぶ」などの建物が並んでいる。
出島は歴史的には良く知られているが、大阪万博にポルトガル政府が出品した彫刻
「フレンドシップ・メモリー」以外に特に興味を引きものは無かった。
長崎湾クルーズが申し込んであるので、出島を出て、長崎港旅客ターミナルビルに向かう。
日本二十六聖人殉教地
地図の中央の矢印が日本二十六聖人殉教地です <長崎県長崎市西坂町4にて>
日本二十六聖人殉教地を、下記の「日本二十六聖人殉教地」のボタンをクリックして17枚のスライド写真でご覧ください。
出島
地図の中央の矢印が出島です <長崎県長崎市出島町6にて>
出島の風景を、下記の「出島」のボタンをクリックして29枚のスライド写真でご覧ください。
出島の見学を終え、長崎港フェリーターミナルに向かう。
ターミナル前の桟橋には、NHK大河ドラマの竜馬伝で放映され、
「長崎港めぐり」に就航している「観光丸」が停泊している。
受付に申し込んだら、風が強いので就航は未定だと云う。
実は、その時点で申込者は2組4名で、その後、外人のカップルの申し込みがあったらしく、
出航するとの連絡があり、観光丸の代わりに、乗客店員225名の「軍艦島上陸周遊コースに周航中の「マルベージ」号が出るという。
出航前に、「近代化産業遺産」に指定されている「観光丸」の船内の見学だけは追加された。
「長崎県JA会館」や「長崎出島ワーフ」を後にして桟橋を離れる。
岸壁に接岸している、海上保安庁の巡視船「でじま」や
稲佐山の前にある、三菱重工長崎造船所の150トンクレーンが見えてきた。 本社ビルやドックなど、三菱重工の見学ツアーみたいだ。
女神大橋を過ぎると、右手に、隠れキリシタン縁の「高鉾島」や「神ノ島教会」がある。
沖にある伊王島を眺めながら左に旋回、長刀鼻にある三菱重工の100万トンドックを見てから復路のコースへ。
傾斜地に密集した長崎の街の代表的な建物群である「ダイヤランド」やライオンズ・マンション、
岸辺にある「ベイサイド迎賓館」や長崎造船、松が枝埠頭に接岸した、練習船の「青雲丸」などを眺めている内に桟橋に着く。
2日間にわたる長崎市外観光を終え、ホテルに戻り、レンターカーによる広域な九州観光の準備をする。
カトリック神ノ島教会
地図の中央の矢印が神ノ島教会です <長崎県長崎市神ノ島町2丁目にて>
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