西表島と竹富島観光      2013年3月7日


 マングローブクルーズで仲間川の大蜆に吃驚

 八重島諸島観光の3日目は、最初に西表島へ渡航するために、 小浜港ターミナルのちゅらさんばし「旅ぬかろい」へ向かう。  今日も青空が広がり、展望台から眺める小浜港は綺麗だ。
 安栄観光の定期船にて西表島の大原港へ。  西表島は小浜島の最高峰の大岳の後に見えるのに、船は島からどんどん遠ざかっていく。  西表島はヨナラ水道を挟んで直ぐ前にあるが、海流や珊瑚礁の浅瀬のために大回りする訳だ。
 大原港に到着すると、直ぐに仲間川のマングローブ・クルーズ遊覧船に乗船。  仲間橋を潜ると、仲間川になる。 この川のマングローブは日本最大規模であると云われている。  マングローブは潮間帯に生育する植物の総称で、亜熱帯特有の手付かずの自然が見られると云う。
 仲間川は西表石垣国立公園特別地域に指定されているが、 川岸に生えている林を見るだけでは直ぐに飽きてしまう。  時々、鳥が姿を見せるだけで、動物も見当たらず、観光資源意乏しいが、 次々と数珠繋ぎになって、上がってくる観光船には驚かされる。
 時間を持て余し気味の観光客に、ガイドが仲間川の大蜆を出して、話題提供し桟橋までの時間を繋ぐ。  その後、昼食のためにホテル・バイヌヤマへ。
   仲間川の仲間橋   地図の中央の矢印が仲間橋です      <沖縄県八重山郡竹富町南風見仲にて>
西表島のマングローブの風景を、下記の「西表島のマングローブ」のボタンを クリックして52枚のスライド写真でご覧ください。


 由布島の水牛車ガイドの東里さんと記念撮影

 仲間橋を渡り、黒牛の群れやナヨラ水道越しの小浜島、 野原崎の沖にある「ウ離島」や「やまねこ注意」の看板、 層状に色が重なる海などを見ながら島の東岸を北上する。
 ホテル・バイヌヤマのレストラン「サミン」で地産池消の郷土料理を頂く。  ホテルに置かれた今日の八重島毎日新聞には「きょう最後の運行」と題して 石垣空港が紹介されていた。
 由布島の対岸にある「由布島入口」の海岸に到着。  東里進勝さんが操る水牛「武蔵」が引く23号の一輪車に乗って、由布島までの400mの浅瀬を渡る。  東里さんは「るるぶ」に紹介されたガイドさんなので、記念撮影をお願いする。
 由布島の水牛の島、「水牛之碑」や水牛の像があちこちで見られる。  「貝の館」を覗き、マンタの浜でマンタやジンベイ鮫と記念撮影、ナヨラ水道の向こうに小浜島を眺め、 再び水牛車に乗って、大原港に戻り、新城島の下地島や上地島、石垣島を見ながら竹富島へ。
   由布島   地図の中央の矢印が由布島です      <沖縄県八重山郡竹富町古見にて>
由布島の風景を、下記の「由布島」のボタンをクリックして60枚のスライド写真でご覧ください。


 なごみの塔から眺めた竹富島の赤瓦屋根の民家

 竹富港に上陸後、先ず、カイジ浜へ。  カイジ浜は「星砂の浜」とも呼ばれ、八重島観光のメイン・スポット、余りにも多くの観光客が訪れるので、 砂の中から星を見つけるのは大変で、岩場の窪みの底の縁を探すと良いと云う。
 八重島屈指の美しい砂浜と云われているコンドイ浜を覗いてから、島の集落観光へ。  日本最南端に位置する寺院の「喜宝院」や岡部伊都子さんが寄贈した「こぼし文庫」を横目で見ながら集落の中心地へ。  赤い屋根瓦の町並み、赤いブーゲンビリア、珊瑚礁を積んだ石垣など、八重島諸島を代表する風景を眺め、 島の中央部に位置する「なごみの塔」から赤瓦の集落を見渡し、南国の離島の匂いを満喫する。
 最後に「竹富島ゆがふ館」を見学し、竹富東港から高速船で小浜島へ戻る。  西表島を背景に、ウーダ浜に沈む夕日はこの旅で最も美しい光景だった。
   竹富島のなごみの塔   地図の中央の矢印がなごみの塔です      <沖縄県八重山郡竹富町竹富にて>
竹富島の風景を、下記の「竹富島」のボタンをクリックして51枚のスライド写真でご覧ください。

 
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