高知城と桂浜     2012年10月5日


 純信とお馬のモニュメントが立つ「はりまや橋」

 追手筋に面したブライトパークホテルで東南四国旅行の3日目の朝を迎える。  朝食後、高知市街の散策に出かける。 先ず、路面電車が走る蓮池通りにある「はりまや橋」へ。
 はりまや公園を流れる水路に架かるはりまや橋には、簪を買った坊さんと恋人の 「純信とお馬のモニュメントがある。  公園から地下道に降りると、はりまや橋関係の資料が展示されている。
 はりまや橋を一躍有名にした、ペギー葉山の記念樹や明治末に架けられた橋を見た後、 国道に出て、西に向かって歩き、高知城を目指す。  右手に中央公園を見て電車通りを進むと、高知城前交差点に出る。  交差点で右折すると、左手に高知公園を囲むお堀と森の上に高知城が見える。
   はりまや橋   地図の中央の矢印がはりまや橋です      <高知県高知市はりまや町1丁目1にて>
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 日本で唯一本丸の建物群が全て現存している高知城

 お堀に架かる橋を渡って高知公園に入り、自由の広場を通り過ぎると、 追手門の前に、板垣退助の立像がある。
 立像の前の石段を登り、杉の段の広場に出ると、山内一豊の妻の銅像がある。  右手に、高知城の見所の一つである三ノ丸の石垣が見え、正面に高知城の天守閣が見える。  高知城は、日本で唯一本丸の建物群が全て現存している。
 詰門を見ながら二ノ丸に登り、橋廊下と云われた詰門の上を通り、廊下門を潜ると本丸広場に出る。  本丸御殿と天守閣を参観する。 天守閣の最上階に登り、360度のパノラマを楽しむ。  ボランティア・ガイドの丁寧な説明で有意義な時間を過ごす。
 現在、木造天守閣が残るのは、高知城を含めて全国で12ヶ所あるのみである。  帰りは、正門である追手門を通り、山内一豊の騎馬像や兼山堀越しの天守閣を眺めてから、  日本の道百選に選ばれた、追手筋を歩いてホテルに戻る。
   高知城   地図の中央の矢印が高知城です      <高知県高知市丸ノ内1丁目2にて>
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 台風の余波で、波打ち際の人影が見られない桂浜

 高知城の次は、桂浜に向かう。 桂浜旧台場に立つ竜馬銅像を眺めてから海岸に下りる。  左手には高知港と浦戸湾の湾口、右手に、竜頭岬と竜王岬に挟まれた桂浜が見える。
 台風の余波で波が高く、浜辺の波打際は立ち入り禁止との放送が流されている。  海岸からやや離れた砂場を、竜頭岬から竜王岬へと歩く。  浜辺からは、群青の土佐湾越しに、室戸岬迄続く山並が見える。
 外人さんが作った竜馬夫妻などの砂の造形物が並んでいる。  竜王岬の石段を登ると、竜王宮がある。 竜王宮から更に石段を登ると、竜王岬展望台がある。  展望台の前面には、土佐湾の向こうに太平洋が広がっている。 右手には西浜が続いている。
 ビーチで売っていた、高松名物の、昔ながらの「アイスクリン」を買い、地元の味を味わう。  桂浜を後にして、高知インターから高知自動車道に乗り、高松自動車道を経由して高松市内に向かう。
   桂浜   地図の中央の矢印が桂浜<です      <高知県高知市浦戸にて>
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 高松城の北の丸の隅櫓である月見櫓と水手御門や渡櫓

 高松西インターから、高松城跡である市立玉藻公園へ。
 旧太鼓櫓跡に移築された、中堀に映る艮櫓を見ながら、堀に架かる旭橋を渡って、 旭門を潜ると巨石を積み重ねた枡形がある。  艮櫓は三層三階の入母屋造りで、1677年に造られた。
 園内に入ると、桜御門跡の前に内堀が広がり、中央に天守閣跡の石垣がある。  大正時代に再建された披雲閣を覗き、内苑御庭を散策する。  北東角には、北の丸の隅櫓である月見櫓、水手御門、渡櫓などがある。
 高松城は堀が海と繋がれているので、水位調整の水門がある。  堀の中には、鯉の代りに黒鯛が群がっている。  披雲閣の前に陳列された、日本一を誇る高松の松盆栽を鑑賞してから、 今夜の宿である高松国際ホテルへ。
   高松城跡の玉藻公園   地図の中央の矢印が玉藻公園です      <香川県高松市玉藻町2にて>
 高知城を、下記の「  玉藻公園  」のボタンをクリックして22枚のスライド写真でご覧ください。

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