旅籠屋前橋南店を出発。 国道122号銅山街道を渡良瀬川に沿って北上し足尾銅山を目指す。
車窓から、渡良瀬渓谷鉄道が見えたので、花輪駅に寄って見る。
花輪は童謡の父、石原和三郎の出身地で、「うさぎと亀」の唄の発祥地であり、ホームには二匹の石造がある。
駅に列車が接近すると、「うさぎと亀」の曲が流れる。
国の史跡に指定されている「足尾銅山跡」に到着、トロッコに乗って足尾銅山観光に出発。
通洞坑口から構内に入ると、直ぐに終点になり、後は、見学用の坑道に入る。
江戸時代から昭和時代まで続いた、採掘状況が人形で再現されている。
足尾銅山の輝かしい歴史よりも、公害の原点としての印象の方が強い。
外に出ると、江戸時代の選鉱・精錬作業などが再現され、削岩機体験コーナーもある。
展示館の「鋳銭座」では、足尾銭を作る様子が再現されている。
現在、世界遺産の登録に向けて推進中であるが、内容的に今一歩の感が拭えない。
「通洞鉱山神社」に参拝し、足尾銭の「鋳銭座跡」に寄ってから、鬼怒川温泉へ。
途中で、芭蕉が奥の細道に載せた、日光三名瀑の一つである「裏見滝」に寄る。
足尾銅山
地図の中央の矢印が足尾銅山です <栃木県日光市足尾町通洞9にて>
足尾銅山を、下記の「 足尾銅山 」のボタンをクリックして33枚のスライド写真でご覧ください。
鬼怒川温泉に到着、最初に「鬼怒楯岩大吊橋」が架かる「鬼怒川松原公園」へ。
対岸の楯岩まで遊歩道があるが、現在、土砂崩落のため通行禁止になっている。
高さ37mの吊橋の上からの鬼怒川の眺めは、一見に値する風景である。
橋を渡ると、七番目の「鬼怒太」で七福邪鬼めぐり」の取りである「楯鬼」の立像がある。
次は、「くろがね橋公園」と「足湯鬼怒子の湯」がある「くろがね橋」へ。
くろがね橋は鬼怒川五橋の一つで、鬼怒川温泉の中心であり、橋からの眺めは、
温泉を紹介するのに最も多用されていると云う。
無料の足湯は平成20年9月にオープンされたばかりであり、入り口には、鬼怒太の妹で、
紅一点の女の子の鬼である「鬼怒子」の像がある。
「くろがね橋河川遊歩道」散策後、今夜の宿である「絹の渓谷 碧流」へ。
ホテルの余興でついた餅を食べ、花火も見ながら、鬼怒川温泉の夜を過ごす。
鬼怒楯岩大吊橋
地図の中央の矢印が大吊橋です <栃木県日光市鬼怒川温泉滝にて>
鬼怒川温泉を、下記の「 鬼怒川温泉 」のボタンをクリックして37枚のスライド写真でご覧ください。