阿寒湖国立公園       2012年6月28日


 プリンスホテルの部屋から早朝の屈斜路湖を望む
 
 今日の屈斜路湖観光は、屈斜路湖プリンスホテルの部屋から望む 屈斜路湖の早朝の風景から始まる。  朝食後、クッシーの故郷であるホテルの庭園前の湖畔へ。
 右手には、和琴半島や硫黄山が見える。 ホテルを出て最初の訪問地である和琴半島へ。  北湖畔に出ると、津別峠や美幌峠が見え、湖畔には先ほどのホテルの建物も見える。  遊歩道を進むと、庭園風の池があり、手を入れてみると温泉であった。  屈斜路湖の湖畔には多数の温泉が湧出するが、その殆どが無料露天風呂である。
 和琴神社に参拝してから、自然探勝路になっている半島回遊歩道へ。  半島先端手前に、白煙が昇っている「オヤコツ地獄」がある。  半島の先端は階段が続き、1時間余りの探勝路コースを訪れる観光客の姿は極めて少ない。  北湖畔に戻り、津別峠の両側のコトニヌプリ(左)とサマッカリヌプリ(右)の山々を眺めた後、砂場へ。  砂場は観光バスが立ち寄る屈斜路湖半でも中心的役割を担っている景勝地である。  湖畔の砂場を掘って、自分だけの足湯を作り、足を浸すと表面が見る間に赤く変色する。  砂浜で陣取っている元祖クッシーに挨拶してから、次の訪問地の摩周湖に向かう。
  屈斜路プリンスホテル   地図の中央の矢印がホテルです      <北海道川上郡弟子屈町屈斜路にて>
 屈斜路湖の風景を、下記の「  屈斜路湖  」のボタンをクリックして49枚のスライド写真でご覧ください。


 第3展望台から、摩周湖の鏡面に移る景色を眺める

 7年前に訪れた硫黄山の脇を通り、屈斜路湖が見る高台に登ると、 バスツアーでは訪れない「第3展望台」がある。  第3展望台は遊歩道の両側に2つの展望所があり、正面に摩周湖(855m)とカムイシュ島が見える。
 今日も名物の霧は見られず、一度霧の摩周湖を見たいものだと話していたら、地元の人が、 摩周湖に霧が架かる日の方が少ないと云われた。  摩周湖は火口原湖で、流入流出する河川は一つもない。
 特に今日は無風状態で、湖面は鏡のように、湖畔の風景を映している。  初めて眺める第3展望台からの摩周湖の眺めは、今回の東北海道旅行で見た絶景の一つといえる。
 北海道で最も観光客が訪れる摩周湖第1展望台へ。  雑誌や絵葉書などで目にする摩周湖は、ここから撮られたものが多いと云う。  摩周湖全体を見渡すことが出来るが、迫力の点では第1展望台に劣る。
 今日は曇り空であるが、よく晴れた日の湖面の色は「摩周ブルー」と呼ばれているので、 天気予報が晴れの明日に、もう一度訪れてみようと思う。  バスツアーでの車窓観光の代表格である双湖台からベンケトーとバンケトーを眺めてから阿寒湖へ。
  摩周湖の第三展望台   地図の中央の矢印が展望台です      <北海道川上郡弟子屈町跡佐登にて>
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 チュウルイ島でマリモを観察後、雄阿寒岳を背景に
 
 阿寒湖観光のスタートは、阿寒湖遊覧船に乗っての湖上巡り。  50年ぶりの遊覧観光と話したら、係員が記念写真と撮ってくれる。
 幸福の森桟橋から、遊覧船のましゅう丸に乗船。 マリモ展示観光センターがあるチュウルイ島に向かう。  右手に、今夜の宿の阿寒湖荘が見える。 雄阿寒岳(1371m)が迫って来る。
 ヤイタイ島の脇を通り過ぎ、チュウルイ島に到着、駆け足で毬藻を観察、雄阿寒岳を背景に記念写真。  チュウルイ島はマリモより、湖面に映る新緑が美しかった。  雄阿寒岳を見ながら、大崎の前を通り滝口へ。
 阿寒湖の水は滝口から阿寒川へと流れ込んで釧路湿原へと広がっている。  アメマスの聖地である阿寒湖で、釣舟のあめます号が操業中。  滝口は両岸が迫り、小島などが浮かんでいて、阿寒湖随一の観光地である。
 下船後、ホテル阿寒湖荘へ。 未だ日が高いので散歩にでる。  ホテルの庭園の横に、弁慶の足湯がある。 湖面の向こうにフッブシ岳が見える  阿寒湖周辺は、北海道一豊かな癒しの森と云われている。  夕食は「活毛蟹コース」の料理で満足する。
  阿寒湖のチュウルイ島   地図の中央の矢印がチュウルイ島です      <北海道川上郡弟子屈町屈斜路にて>
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