春の南九州旅行に続いて、今回も中部空港から東北海道旅行に出発する。
鳥海山や釧路湿原の上空を飛び、女満別空港に到着。
レンターカーで美幌国道を走り、標高490mの美幌峠へ。
道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」を覗いてから、頂上展望台へ向かう。
美幌峠は、日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖の西側外輪山の一画にある。
遊歩道の途中に、同年で、柳家金五郎の前座を努めた頃から知っている美空ひばりが歌った
「美幌峠」の歌碑がある。
ここは、ラジオで良く聞いた「君の名は」のロケ地にもなった所でもある。
展望台からは、屈斜路湖の全景が見渡せ、湖面の中央に浮かぶ日本最大の湖中島でもある中島、
右手に湖面に突き出した和琴半島、左手には藻琴山が見える。
藻琴峠から、霧に覆われた屈斜路湖と眺めたのは、7年前の秋だった。
この湖も、池田湖のイッシーと同じく、謎の生物クッシーが住む湖として一時話題になった。
美幌湖からの景観を十分堪能し、一段と高い次の展望地である津別峠に向かう。
美幌峠
地図の中央の矢印が美幌峠です <北海道川上郡弟子屈町屈斜路にて>
美幌峠の風景を、下記の「 美幌峠 」のボタンをクリックして31枚のスライド写真でご覧ください。
今夜の宿である屈斜路湖プリンスホテルの前で右折して、南に向かうと津別峠がある。
標高754mの峠からサマッカリヌプリ(974m)を目指して北に登ると、途中の標高947mの所に、
中世ヨーロッパの古城を模したモダンな津別峠展望台がある。
津別峠への道は、狭隘なので大型車の通行が禁止されているので、観光地化された美幌峠に比べて、
隠れたビューポイントと云われているが、訪れる観光客は少ない。
屈斜路湖は、長径26km、短径20m、最大水深117mで日本で6番目の大きさである。
右手には、湖中島が尾札部川の砂洲により陸繋島になった和琴半島が見える。
展望台から西を望むと、雄阿寒岳や雌阿寒岳が見える。
津別峠展望台は標高725mのハイランド小清水より高く、屈斜路湖を見下ろす展望台としては
最も高い展望台で、ドライブツアーでの醍醐味と云える。
展望台からの景色を堪能した後、湖畔のホテルに向かう。
津別峠の展望台
地図の中央の矢印が展望台です <北海道網走郡津別町上里にて>
津別峠の桜風景を、下記の「 津別峠 」のボタンをクリックして18枚のスライド写真でご覧ください。