起雲閣と小田原城             2011年12月25日


 暖かい日差しが溢れる熱海サンビーチで遊ぶ

 年末で閉鎖される「一碧荘」を出て、熱海海岸へ。  熱海サンビーチの前に駐車して、最初に「お宮の松」へ向かう。
 前回は、11年前に、「ホテル池田」に泊まり「つるたホテル」の前にあった「お宮の松」を目指したが、 老舗のホテルは今は影も形も無い。 この辺りの様変わりには驚かされる。
 松の前には、小栗風葉の石碑がある。   今は亡きクラスメイトの父親の蔵書である「明治文学全集」を借りて、読み漁ったのは、半世紀を優に越した昔の思い出だ。  お蔭で、明治の文豪の名作は思い出すことが出来る。  7年前に、伊香保の「徳富蘆花記念文学館」で「思い出の記」や「不如帰」に接して感動した記憶がある。  「寛一・お宮」の像を眺めて、熱海サンビーチに戻り、砂浜に下りて、渚に遊ぶ。
  お宮の松   地図の中央の矢印がお宮の松です      <静岡県熱海市東海岸町にて>
 お宮の松周辺の風景を、下記の「お宮の松」のボタンを  クリックして26枚のスライド写真でご覧ください。


 熱海を代表する名邸の起雲閣の庭を散策する

 熱海サンビーチを後にして、熱海の三大別荘と賞賛された起雲閣へ。
 玄関へ入ると、突き当たりに「麒麟」、2階に「大鳳」の間があり、窓から庭を見渡すことが出来る。  渡り廊下を進むと、「王姫」「玉渓」の洋館があり、その先に、3つの部屋が連なった展示室がある。  中央の「春風」の部屋のベランダの前には、庭の池が広がっている。  起雲閣は1947年から旅館になり、熱海を代表する宿として活用されたので、多くの文豪や有名人が宿泊している。  庭の中を散策して、名邸の雰囲気を味わい、次の目的地の小田原城に向かう。
  起雲閣    地図の中央の矢印が起雲閣です
      < 静岡県熱海市昭和町にて>
 起雲閣を、下記の「起雲閣」のボタンを、 クリックして35枚のスライド写真でご覧ください。


 再現された小田原城天守閣

 9年振りに小田原城を訪れる。  お堀に架かる赤い「学橋」を眺めながら、お堀通りを進むと。馬出門土橋がある。  橋を渡り、馬出門を潜ると、馬出曲輪に出る。
 住吉橋を渡り、銅門の内仕切門を通り、渡櫓門を出ると二の丸跡に出る。  二の丸跡には、おもしろ歴史ミュージアムの「小田原城歴史見聞館」がある。  前に、「小田原城のイヌマキ」の巨木がある。  常磐木橋を渡り、小田原城本丸の正門にあたる「常磐木門」を潜ると、昭和35年に復元された天守閣が現れる。  天守閣は小田原縁の品が展示しえらるが、撮影禁止になっている。  城の最上階は展望室になっていて、目の前に、小田原駅、背後に丹沢山系、南東には、三浦半島や伊豆大島が見える。  天守閣か小田原市街地の展望を楽しんで、小田原城を後にする。
  小田原城   地図の中央の矢印が小田原城です      <神奈川県小田原市城内にて>
 鬼押出しの風景を、下記の「小田原城」のボタンを  クリックして39枚のスライド写真でご覧ください。


 尊徳記念館に併設されている二宮尊徳誕生の家

 酒匂川沿いの県道720号線沿いに、尊徳記念館と二宮尊徳誕生の家がある。
 館内に入ると、薪を背負った金次郎像が出迎えてくれる。  小学生で終戦を迎えた者にとっては、何処の校庭でも見られたお馴染みの像である。
 記念館は、1988年に、二宮尊徳生誕200年祭の事業として開館され、二宮尊徳の生涯が紹介されている。  金次郎の砂文字の習字の様子や、小田原藩内の村づくりの様子が再現され、 活躍する金次郎の姿をアニメーション映画で見ることが出来る。
 館内を参観後、1787年に誕生した「二宮尊徳誕生の家」に寄ってから、今夜の宿の強羅に向かう。
  二宮尊徳記念館    地図の中央の矢印が尊徳記念館です      < 神奈川県小田原市栢山にて>
 二宮尊徳記念館を、下記の「二宮尊徳記念館」のボタンを、 クリックして11枚のスライド写真でご覧ください。

次ページへ

最近のウォーキングより