袋田の滝に一番近い宿、袋田温泉の滝美館を出て、紅葉に彩られた滝川沿いの道を進むと、
袋田観瀑施設事務所の受付がある。
延長277mの袋田の滝トンネルに入り、第1観瀑台に出ると、四度の滝と呼ばれる滝の三段目の滝が目の前一杯に広がる。
目を下に移すと、4段目の滝が、吊橋が架かる滝川へと流れ落ちている。
エレベーターに乗って、平成20年9月に、新しくオープンした第2観瀑台へ。
この観瀑台からは、紅葉に囲まれた上段から3段目までの、袋田の滝の、ほぼ全体が見える。
今が盛りの紅葉に包まれた袋田の滝が、日本の滝百選の中で一位に選ばれたことも納得できる。
滝の高さは4段で120m、幅は73mで、先日の雨で今日の水量は多い。
トンネルの出口に一番近い所から、滝川渓谷に出て、吊橋を渡ると、川沿いの遊歩道に出る。
左岸に、月居山ハイキングコースの階段があり、天狗岩や紅葉越しに袋田の滝の滝口を眺めながら進むと、
正面に生瀬滝を眺める観瀑台に出る。
再び、滝川左岸の遊歩道に戻ると、四度茶屋山三六亭があり、
桟敷からの紅葉に囲まれた吊橋越しの袋田の滝は、一見に値する絶景である。
滝川渓谷の紅葉を後に、次の紅葉の名所であるいろは坂に向かう。
袋田の滝
地図の中央の矢印が袋田の滝です <茨城県久慈郡大子町大字袋田にて>
袋田の滝の風景を、下記の「袋田の滝」のボタンを
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袋田の滝からいろは坂に向かい、国道239号線を走ると、道の駅「きつれがわ」がある。
駅には、日本三大美肌の湯である「喜連川温泉」のクアハウスがある。
菊花展や、案山子の創作点が開かれて賑わっている。
紅葉が最高調であるいろは坂を登り、明智平に到着。
明智平ロープウェイに乗車して、赤い絨毯が広がる「いろは坂」や、麓が赤い帯で巻かれた男体山を眺める。
4年ぶりに明智平展望台から、華厳の滝、白雲の滝、中禅寺湖の眺めを楽しむ。
中禅寺湖畔の立木観音に寄り、紅葉が残っている、湖畔越しに男体山を望む。
湖畔を走って奥日光へ。 晩秋を向かえ、寂しくなった戦場ヶ原の三本松で一服し、前に宿泊した湯元温泉「実之屋」へ。
奥日光の、掛け流しの天然温泉を楽しむ。
明智平展望台
地図の中央の矢印が明智平展望台です <栃木県日光市細尾町にて>
日光の紅葉を、下記の「日光の紅葉」のボタンを
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