鬼押出し             2011年11月04日


 紅葉に囲まれた吹き割り渓谷

 尾瀬散策の帰りに寄った吹割の滝、紅葉の中の景色を見ようと、朝一番に再び寄る。
 日本ロマンチック街道から200mほど歩くと、虹が架かった鱒飛の滝がある。  インターネットの情報通り、吹割渓谷は紅葉の真っ盛りである。
 鱒飛の滝の上流には、「日本の滝100選」に選らばれた吹割の滝がある。  V字谷に三方から流れ落ちる様子から、「東洋のナイヤガラ」と云われている。  遊歩道は片品川の左岸にあるが、右岸のそそり立つ岸壁が緑から真紅の錦に飾られ、思わず見とれる景色である。
 吹割の滝の上流には、千畳敷岩が夫婦岩がある。  川の中に、浮島があり、右岸から吹割橋、左岸から浮島橋が架かっている。  浮島橋を渡り、浮島の浮島観音に参拝してから、日本ロマンチック街道に戻り、ロックハート城に向かう。
  吹割の滝   地図の中央の矢印が吹割の滝です      <群馬県沼田市利根町追貝にて>
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 スコットランドから移築復元されたロックハート城

 吹割の滝を後にして、日本ロマンチック街道を西に進むと、高山村にロックハート城がある。  ロックハート城は1829年にスコットランドで建設され、1939年にこの地に移築復元された。
 園内に入ると、大理石村があり、ストーンペインティングなど、石の作品や収集品が陳列されている。  奥に進むと、城壁の横に塔があり、スプリングベルが納められ、恋人の聖地になっている。  塔に上がり下を見下ろすと、石造りのセントローレンス教会とロックハート城が見える。
 故ダイアナ元王妃が使用した、ロールスロイスを見てから、城内へ。  城内には、津川雅彦が集めた「世界のサンタミュージアム」やジャクリーンなどの「ジェエリー・ミュージアム」がある。  小さなヨーロッパを後にして、日本ロマンチック街道を更に西進する。
  ロックハート城    地図の中央の矢印がロックハート城です      <群馬県吾妻郡高山村大字中山にて>
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 浅間山観音堂から眺める鬼押出しの紅葉

 1979年に親子で訪れて以来32年ぶりに「鬼押出し」に来る。
 息子と孫が、丁度同じ年頃になっている。  前回は、写真の他に、当時貴重だった、1巻3分8mm映写の記録が残っていて、我家の家宝になっている。
 「鬼めしセンター」の前を通り、裏参道から園内へ。  溶岩の間の裏参道を歩き、家康に献上された石灯篭や石割松を見ながら進むと、浅間山観音堂が見えてきた。
 観音堂の前に、鐘楼堂があり、30年前と同じように鐘を撞いてから、58年に建立された浅間山観音堂へ。  最近、塗直されたらしく、朱色は鮮やかであるが、当時の記憶と全く同じである。
 観音堂の桟敷から、白煙が棚引く、浅間山を初め360度のパノラマを楽しむ。  紅葉情報の掲示通り、鬼押出しの溶岩の周りの木々は、橙色一色の見事な帯を形どっていた。
、帰りは表参道を歩き、「炎観世音菩薩」や惣門の二天尊像を拝んでから、「浅間火山博物館」へ。  やや子供騙しの感がある「ロストワールド」を見学してから、黄昏の浅間山を後にして帰路に着く。
  鬼押出し   地図の中央の矢印が鬼押出しです      <群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原にて>
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