桜を尋ねて大垣の街へ。
最初に、水門川に架かる貝殻橋を渡り、大垣市総合福祉会館にある「奥の道むすびの地記念館」を訪れる。
大垣俳壇の予備知識を得て、記念館を出ると、色の浜の歌碑がある。
川岸にある「船町道標」「住吉橋」「芭蕉送別連句塚」「住吉燈台」「住吉神社」を訪ねてから、
愛宕神社の奥にある、木因縁の正覚寺まで足を延ばす。
再び、高橋まで戻り、芭蕉生誕360年を記念して建てた「奥の細道むすびの地」の碑や
桜の花に囲まれた芭蕉と木因の像を見て歩く。
芭蕉は、この地から、伊勢神宮の遷宮式に臨むため、水門川を桑名へと下って行った。
更に、その北には、蛤塚と木因白桜塚がある。
むすびの地から、愛宕神社までの川沿いの水門川遊歩道が「ミニ奥の細道」として、22箇所に歌碑が建っている。
奥の細道むすびの地
地図の中央赤い「+」印がむすびの地です <岐阜県大垣市船町4丁目にて>
奥の細道むすびの地の風景を、
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奥の細道むすびの地に因んで、市内中心部を流れる水門川沿いの「四季の路」コース内に、
奥の細道紀行で詠まれた句の碑を建立し「ミニ奥の細道」として整備されている。
むすびの地からスタートして、水門川遊歩道を歩き、ミニ奥の細道を探索する。
先ず、四季の広場の虹の橋が現れ、川には「水の都おおがき舟下り」の遊覧舟が行き交っている。
桜の花に囲まれた美登鯉橋辺りが、この時期のシャーター・ポイントである。
句碑を探しながら、俵橋、竹橋、清水橋、興文橋を過ぎると、左手に、
大垣藩十万石の戸田家廟所である、史跡の円通寺がある。
円通寺境内の枝垂桜は一見の価値がある。
赤い八幡大橋を過ぎると、水上広場があり、正面に八幡神社がある。
境内には自噴水があり、多くの人が取水していた。
神社に参拝し、境内に建つ芭蕉の冬ごもり塚を訪ねて、更に先に進む。
円通寺
地図の中央赤い「+」印が円通寺です < 岐阜県大垣市西外側町1丁目にて>
水門川遊歩道の桜(1)を、
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八幡神社を出て、水門川遊歩道を進むと、出雲崎の句碑があり、
武者溜橋の上流に大垣藩校敬教堂跡がある。
大垣城辰之口門跡にある瀧の口橋を過ぎると、岸辺に赤いシートを敷いた船乗り場がある。
出羽三山の句碑を過ぎると、高岡橋があり、本合海の歌碑がある。
舟下りの船は外側橋の前でUターンしている。
小原橋を過ぎ、貴船橋まで来ると、手前に見事な枝垂桜がある。
貴船神社に参拝し、平泉の歌碑を詠む。
稲荷神社の前で左折して北に進むと、岐阜町橋があり、平和橋の手前に遊行柳の句碑がある。
平和橋を過ぎると、正面に愛宕神社が見え、矢立初めの句碑を過ぎると、ミニ奥の細道の散策が終わりになる。
貴船神社
地図の中央赤い「+」印が貴船神社です <岐阜県大垣市本町1丁目にて>
水門川遊歩道の桜(2)を、
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水門川遊歩道の散策を終え、大垣に寄ってから大垣城へ。
駅から南に延びる美濃路を進み、大垣公園東交差点の手前で右折すると、旧柳口門の前に出る。
門を潜ると、正面に見事な枝垂れ柳が出迎え、右手に艮隅櫓がある。
右手に天守閣を見ながら通り過ぎて、西門から外に出ると、広場に、戸田氏鉄公の騎馬像がある。
広場の舗装に沿って、満開の枝垂桜が並んでいる。
桜の花の間から、青空を背景に、大垣城の天守閣を中心に、右に西門、左に乾隅櫓の白が冴えて見える。
大垣公園の西には、大垣市郷土館があり、庭の枝垂桜も見応えがあった。
公園内の桜を眺めながら、再び、大垣城に戻り、4階の展望室から、周りの遠望を楽しむ。
水門川遊歩道を歩き、四季の広場まで戻り、最後の枝垂桜を眺めてから、大垣を離れる。
大垣城
地図の中央赤い「+」印が大垣城です < 岐阜県大垣市郭町2丁目にて>
大垣城の桜を、
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大垣の街の散策の帰り道で、中央水郷地区にある国営木曾三川公園に寄る。
公園では、現在、チューリップ祭りの最中で、丁度、満開の時期を迎えている。
週日の夕方にも拘わらず、多くの見物客が訪れていた。
近場と、入場無料でもあり、チューリップの時期には、何べんも訪れた公園であるが、
今年の花も見応えがあった、
今年の絵花壇に描かれたミッフィーを眺めた後、伊勢湾道路に乗り家路を急ぐ。
木曾三川公園
地図の中央赤い「+」印が木曾三川公園です
<岐阜県海津市海津町油島にて>
木曾三川公園のチューリップを、
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