尾道散策      2011年04月05日


 桜の花が咲く福山城天守閣(左)

 福山市のホテルを出て、福山駅まで歩き、山陽本線で尾道駅へ。  タクシーで、市街地の最東端にある浄土寺まで行き、尾道駅を目指して歩くことにする。  浄土寺は、重文の山門や阿弥陀堂、1327年に再建された国宝の本堂や多宝塔がある。  特に、多宝塔は高野山や石山寺の多宝塔と比肩されている。  境内からは、尾道水道が見渡せ、尾道大橋が遠望される。  浄土寺に隣接して、海竜寺がある。  浄土寺の曼荼羅堂が独立したもので、境内には、上村文楽軒と竹本弥大夫の墓がある  浄土寺から西郷寺に向かう途中に、姿三四郎のモデルになった西郷四郎の像がある。  西郷寺には、重文の大門や本堂がある。  西郷寺を出て、右に向かうと、林芙美子の母校として知られている、旧尾道高等女学校の、 尾道東高校がある。
 浄土寺    地図の中央赤い「+」印が浄土寺です             <広島県尾道市にて>
 浄土寺から尾道東高校までの風景を、  下記の「尾道散策(1)」のボタンをクリックして、 42枚のスライド写真でご覧ください。


 西国寺の三重塔(左)

 寺院が多い尾道の中でも、かっては、西国第一の大寺であった西国寺へ。
 最初に、健脚を願って奉納された、重文の仁王門の正面にさがる大藁草履に、目が引かれる。  石段を登ると、重文の金堂や三重塔がある。 境内には、満開間近の桜が咲いていた。
 朝ドラ「てっぱん」に登場した大山寺へ。 重軽地蔵と呼ばれる日限地蔵がある。  横にある、御袖天満宮の御神体は道真の袖である。  長い天満宮の石段は、映画「転校生」で有名になった。
 見事な山門がある福善寺、慈観上人が開いた慈観寺に参拝して、千光寺山ロープウェイの山麓駅へ。  3分で山頂へ。 山頂からは、尾道水道の絶景が広がる。
 西国寺    地図の中央赤い「+」印が西国寺です             < 広島県尾道市西久保町にて>
 西国寺から千光寺山までの風景を、  下記の「尾道散策(2)」のボタンをクリックして、46枚のスライド写真でご覧ください。  


 千光寺境内から尾道大橋を望む(左)

 千光寺山の山頂にある千光寺公園は、1500本の桜があり、 「さくら名所100選」に選ばれた桜の名所であるが、満開には今一歩という所である。
 園内には、日本三大桜子孫桜があり、神代桜は未だ苗の段階であるが、 三春滝桜は見応えがあった。
 山頂展望台から、周りの景色を堪能してから、下りは、「文学のこみち」を歩くことにする。  小路には、正岡子規や林芙美子などの歌碑が並んでいる。
 千光寺境内に入ると、梵字岩、鏡岩、玉の岩などが現れる。  本堂に参拝後、平山画伯も描いたと云う、竜宮造りの鐘楼の「驚音楼」の前から、 我が国随一の眺めと云われている絶景を望む。  本堂の横にある、三重岩、夫婦岩、烏天狗などの奇岩を見て歩き、 最後に、朝ドラで毎日放映されたポンポン岩で鼓の音を楽しむ。
 千光寺山の山麓にある中村健吉旧家を覗く。
   千光寺    地図の中央赤い「+」印が千光寺です             <広島県尾道市東土堂町にて>
 千光寺山から中村健吉旧家までの風景をを、  下記の「尾道散策(3)」のボタンをクリックして、54枚のスライド写真でご覧ください。


 天寧寺の境内で咲く枝垂桜(左)

 天寧寺の枝垂桜が満開との情報により、天寧寺に向かう。
 裏山の上に、1388年に建設された三重塔がある。  唐門の竜宮門である山門を潜ると、大きなサボテンが目に入る。
 白木蓮も満開である。  本堂前の枝垂桜は、今が、丁度見頃で、ガイドに連れられた、多くの観光客が押しかけていた。
 志賀直哉旧宅を最後に、名所の散策を終え、海岸に出る。  尾道渡船フェリー乗り場から、紺碧に輝く尾道水道の眺めを楽しむ。  アーケイド街で、名物の尾道ラーメンを買い、「おのみち海辺の美術館」を覗き、 尾道駅まで、海岸の散策をを歩く。
 尾道散策の最後に、センター街アーケイドを歩き、土堂小学校に転入した頃の、 尾道の海を見つめている少女時代の林芙美子像を見つける。
 天寧寺    地図の中央赤い「+」印が天寧寺です        < 広島県尾道市東土堂町にて>
 天寧寺から林芙美子の銅像までを、  下記の「尾道散策(4)」のボタンをクリックして、46枚のスライド写真でご覧ください。  

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