穴太寺・総持寺・勝尾寺      2010年10月05日


 穴太寺の庭園越しに多宝塔を望む(左)

 久しぶりに、西国三十三ヶ所観音霊場の参拝に出かける。
 最初に訪れたのは、文武天皇の勅願により、大伴古麻呂により建立された、 西国二十一番札所の菩提山穴太寺。
 17世紀中頃の建立と云われている仁王門を潜ると1735年に再建された本堂がある。  左手には1804年に再建された多宝塔がある。  穴太寺書院から、庭園の池に映る多宝塔を眺めて、静かなひと時を過ごす。
 穴太寺の次は西国二十一番札所の補陀洛山総持寺へ。  総持寺の開創は890年、開祖は山陰政朝である。  仁王門を潜ると正面に本堂、金堂、大師堂、鐘楼、地蔵堂が並んでいる。
 地蔵堂は池の中に建てられていて、境内に雅趣を添えていた。
穴太寺    地図の中央赤い「+」印が穴太寺です           < 京都府亀岡市曽我部町穴太 にて>
総持寺    地図の中央赤い「+」印が総持寺です           < 大阪府茨木市総持寺1丁目にて>
   穴太寺と総持寺を、  下記の「穴太寺との総持寺」のボタンをクリックして、32枚のスライド写真でご覧ください。


 豊臣秀頼によって再建された勝尾寺の山門(左)

 西国三十三ヶ所霊場の第二十三番札所の応頂山勝尾寺へ。
 勝尾寺の山門は1603年に豊臣秀頼によって再建された。  山門の前に広がる弁天池の中を進むと、右手に石を並べた「智恵の輪」がある。
 観音池の前に出る、 正面の丘の上には多宝塔が見える。  右折すると、日本三荒神の一つである「厄払い荒神堂」がある。  勝尾寺は勝運信仰として、「勝ダルマ」が知られている。
 源頼朝が再建したと云われている薬師堂、閻魔堂、鎮守堂、開山堂、大師堂が並んでいる。  本堂は1603年豊臣秀頼により再建されたと云われている。  丘の上には、法然上人が4年間止住された二階堂があり、法然上人第五番霊場になっている。  色鮮やかな多宝塔や弁財天に参拝してから、箕面公園へ。
 箕面公園は明治の森箕面国定公園の中にあり、年間200万人の観光客が訪れる。  公園には、日本滝百選に選ばれた、落差33mの箕面大滝がある。  滝を鑑賞後、今晩の宿の有馬温泉に向う。
勝尾寺      地図の中央赤い「+」印が勝尾寺です             < 大阪府箕面市箕面 にて>
箕面公園    地図の中央赤い「+」印が箕面公園です           < 大阪府箕面市箕面公園にて>
   勝尾寺と箕面公園を、  下記の「勝尾寺と箕面公園」のボタンをクリックして、54枚のスライド写真でご覧ください。

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