久しぶりに、西国三十三ヶ所観音霊場の参拝に出かける。
最初に訪れたのは、文武天皇の勅願により、大伴古麻呂により建立された、
西国二十一番札所の菩提山穴太寺。
17世紀中頃の建立と云われている仁王門を潜ると1735年に再建された本堂がある。
左手には1804年に再建された多宝塔がある。
穴太寺書院から、庭園の池に映る多宝塔を眺めて、静かなひと時を過ごす。
穴太寺の次は西国二十一番札所の補陀洛山総持寺へ。
総持寺の開創は890年、開祖は山陰政朝である。
仁王門を潜ると正面に本堂、金堂、大師堂、鐘楼、地蔵堂が並んでいる。
地蔵堂は池の中に建てられていて、境内に雅趣を添えていた。
穴太寺
地図の中央赤い「+」印が穴太寺です < 京都府亀岡市曽我部町穴太 にて>
総持寺
地図の中央赤い「+」印が総持寺です < 大阪府茨木市総持寺1丁目にて>
穴太寺と総持寺を、
下記の「穴太寺との総持寺」のボタンをクリックして、32枚のスライド写真でご覧ください。
西国三十三ヶ所霊場の第二十三番札所の応頂山勝尾寺へ。
勝尾寺の山門は1603年に豊臣秀頼によって再建された。
山門の前に広がる弁天池の中を進むと、右手に石を並べた「智恵の輪」がある。
観音池の前に出る、 正面の丘の上には多宝塔が見える。
右折すると、日本三荒神の一つである「厄払い荒神堂」がある。
勝尾寺は勝運信仰として、「勝ダルマ」が知られている。
源頼朝が再建したと云われている薬師堂、閻魔堂、鎮守堂、開山堂、大師堂が並んでいる。
本堂は1603年豊臣秀頼により再建されたと云われている。
丘の上には、法然上人が4年間止住された二階堂があり、法然上人第五番霊場になっている。
色鮮やかな多宝塔や弁財天に参拝してから、箕面公園へ。
箕面公園は明治の森箕面国定公園の中にあり、年間200万人の観光客が訪れる。
公園には、日本滝百選に選ばれた、落差33mの箕面大滝がある。
滝を鑑賞後、今晩の宿の有馬温泉に向う。
勝尾寺
地図の中央赤い「+」印が勝尾寺です < 大阪府箕面市箕面 にて>
箕面公園
地図の中央赤い「+」印が箕面公園です < 大阪府箕面市箕面公園にて>
勝尾寺と箕面公園を、
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