足立美術館の庭を鑑賞した後は、隣接した安来節演芸館へ。
広い館内の中央に、ぽつんと腰掛けた観客を前に安来節や泥鰌救いの踊が披露された。
ここには安来節保存会の本部が置かれて、毎年全国大会も開催されている。
安来節の後は、出雲風土記の丘へ。
「八雲立つ風土記の丘学習館」で、館員の方に解説してもらい、目玉の「見返りの鹿」の埴輪を鑑賞する。
風土記の丘は、古代出雲の国造りの中心地であった。
園内には、古代の家屋が再現されていて、子供たちの体験の場も設けられていた。
周辺は、古代出雲の中心地として、出雲国府や国分寺などが建設された。
岡田山一号墳から出土した大刀から「額田部臣」の銘文が発見された。
丘の上からは、日本海の神話の世界が遠望された。
出雲風土記の丘の学習館
地図の中央赤い「+」印が学習館の場所です <島根県松江市大庭町にて>
出雲風土記の丘を、
下記の「出雲風土記の丘」のボタンをクリックして、28枚の写真でご覧ください。
風土記の丘の後は、全国で現存する大社造りの、最古の建物である国宝の神魂神社に参拝する。
神魂神社は1583年焼失し、毛利輝元により再建された。
神社の左手には、二間社造りで重文の末社貴布祢稲荷神社本殿がある。
神魂神社から、古事記の「出雲立つ 出雲八重垣 」で良く知られている「八重垣神社」へ。
八重垣神社はスサノオ命と稲田姫の故事に因んで、古代結婚式発祥の地と称し、婚姻商売に熱心である。
八重垣神社背後にある佐久佐女の森には、縁結びの占いの池として信仰されていて、
小泉八雲も紹介している鏡の池がある。
出雲古代の遺跡巡りを終えて、清少納言の賞賛している玉造温泉の今夜の宿へ。
神魂神社
地図の中央赤い「+」印が神魂神社の場所です <島根県松江市大庭町にて>
神魂神社を、
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