醍醐寺の桜      2010年03月30日


 京都で最初に満開になった、醍醐寺聖宝館の枝垂桜(左)

 今日の時点で、京都で桜が満開なのは醍醐寺だけたとの情報により、 今年最初の花見に出かける。
 聖宝館前の駐車場は既に満杯でやっと駐車できた。  先ず初めに、聖宝館の館内の展示品を見るが、特に記憶に残るものは無かった。  普段なら何の変哲も無い、聖宝館の庭であるが、今の季節は息を飲むような美しさだ。  満開真近の枝垂桜をじっくり眺めて、隣にある三宝院へ。
 建物を繋ぐ道路の両脇の桜も見応えがある。  桜の時期に、初めて訪れることになる三宝院の庭園には、 数本の枝垂桜の古木が満開の花をつけている。  醍醐寺の目玉は、特別史跡、特別名勝に指定されている醍醐寺三宝院庭園だが、 春の花は乏しく、秋に鑑賞する庭である。
 ここは、最初に訪れたときから撮影禁止なっており、見慣れた風景に、早々に退出する。
醍醐寺の聖宝館          地図の中央赤い「+」印が聖宝館の場所です               <京都府京都市伏見区醍醐東大路町にて>
   醍醐寺の霊宝館と三宝院の桜を、  下記の「醍醐寺の霊宝館と三宝院の桜」のボタンをクリックして、43枚の写真でご覧ください。


 朱雀天皇が着工、村上天皇が完成した五重塔(左)

 醍醐寺の総門から参道を、豊臣秀頼により再建された、仁王門と呼ばれている西門に向う。
 先ず、目に入ったのは、金堂前の枝垂れ桜。   醍醐寺の鎮守社である清瀧社の前から、国宝の醍醐寺の五重塔を望む。
 1598年の春、豊臣秀吉が開いた「醍醐の花見」がこの地を一躍有名にした。  奥には、鐘楼、大講堂、弁天堂がある。  伝法学院、読経中の祖師堂、真如三昧耶堂、不動堂に参拝しする。
 金堂を囲む枝垂れ桜を最後I、  醍醐寺を出て、近くにある随身院や勧修寺へ足をのばす。
醍醐寺の五重塔          地図の中央赤い「+」印が五重塔の場所です               <京都府京都市伏見区醍醐伽藍町にて>
   醍醐寺の五重塔と金堂の風景を、  下記の「五重塔と金堂」のボタンをクリックして、52枚の写真でご覧ください。


 小町に寄せられた千束の文を埋めた文塚(左)

 小野小町ゆかりの寺である隋心院へ。
   隋心院の付近は小野小町の屋敷跡で、小町が使用したと云われている化粧井戸がある。  隋心院に参拝するため、総門から入り、長屋門から境内に入ると、小町歌碑がある。
 庫裏から上がり大玄関へ。 薬医門、鐘楼をみて、表書院から本堂へ。  随心院の参拝を終わり、裏庭にある史蹟小町庭苑の文塚へ。  仁海僧正供養塔、醍醐天皇後山科陵に参拝して、勧修寺に向う。  勧修寺の天秤塀まえの桜は未だ開花前。  宸殿、本堂、観音堂に参拝し、 庭園にある臥竜の老梅や水戸灯篭を見る。  観修寺氷池園と呼ばれる庭には氷室の池があり、平安時代この池に張る氷を宮中に献上された。  佛光院や観修寺の鎮守社であった吉利具八幡宮の参拝を最後に、醍醐の散策を終える。
 随心院          地図の中央赤い「+」印が随心院の場所です               <京都府京都市山科区小野御霊町にて>
 勧修寺          地図の中央赤い「+」印が勧修寺の場所です               <京都府京都市山科区勧修寺仁王堂町にて>
 随心院と勧修寺の風景を、  下記の「随心院と勧修寺」のボタンをクリックして、45枚の写真でご覧ください。

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