須磨散策は、山陽本線須磨駅から開始。
謡曲「弦上(玄象)」ゆかりの地に建っている村上天皇の村上帝社を訪れる。
社の横には、天隆稲荷大明神、道の反対側に琵琶塚がある。
次は、須磨の関の守護神を祀っている「関守稲荷神社」へ。
この地は関所跡と考えられ、「長田宮、側面に川東左右関屋跡」と刻まれた石標がある。
源氏ゆかりの寺で、芭蕉の句碑がある「現光寺」を訪れる。
「源光寺」と呼ばれ、光源氏が侘び住まいをした所と伝えられてきた。
境内には「光源氏月見の松」がある。
須磨寺正覚院を過ぎると、力士が運慶・湛慶の作と伝えられている仁王門がある。
「弘法岩五鈷水」で手を洗い、須磨寺の頭塔の櫻壽院、蓮生院、書院を巡り、
平敦盛と熊谷直実の一騎打ちの場面、平敦盛の「青葉の笛」、弁慶担いだといわれているの鐘について、
ボランティア・ガイドから説明を受ける。
須磨寺本堂、大師堂、護摩堂、稲荷明神、三重塔、敦盛卿首洗池を回ってから、「須磨寺公園」へ。
須磨寺参道(智恵に道)脇にある「須磨霊泉」や「平重衝とらわれの松跡」を見て、安徳宮へ。
須磨の浜の河岸段丘を登ると、眼前に須磨の浜が広がる。
安徳帝が源氏に追われて西に下った時、この地を内裏にしたと云われている安徳宮に参拝する。
須磨浦公園から、義経が鵯越をしたと伝えられる「鉢伏山」」を望み、
松林の中にある「源平史跡 戦の濱」の石碑や「みどりの塔」を眺め、弱冠16歳の平敦盛の胴を供養した敦盛塚へ。
須磨浦公園の海岸にある「須磨海釣り公園」や「源平合戦800年記念碑」を見た後で、
山陽電鉄須磨浦公園駅から次の散策地の明石に向かう。
藩架山源光寺
地図の中央赤い「+」印が源光寺の場所です <兵庫県神戸市須磨区須磨寺町1丁目にて>
須磨の風景を、
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明石散策はJR明石駅からスタート。
明石銀座通りを南下し明石港へ。
無形民俗「明石浦のおしゃたか舟」が神事として行われる。
明石の最初の訪問地は、「おしゃたか祭」が行われることで有名な「岩屋神社」
境内に、「光源氏月見之松」がある。
信州から本源寺を移した「本立寺」に寄ってから、源氏物語ゆかりの「無量光寺」へ。
山門の前に「蔦の細道」という光源氏の恋の通い路がある。
この周辺では、光源氏と明石の上との秘められたロマンが繰り広げられた。
境内には、源氏の月見寺で「源氏稲荷」がある。
戒光院の山門を入ると奥に、「明石入道の碑」と清盛の供養のため「五輪塔」がある。
光源氏を明石に迎えた明石入道の「浜の館」の跡であり、
源氏が愛でたという「明石の浦の松の碑」が建つ。
戒光院の山門を出ると、円珠院がある。
円珠院と戒光院を総称して善楽寺という。
円珠院には、剣豪、宮本武蔵が作庭した枯山水の庭園がある。
善楽寺から「魚の棚」を通り、明石城へ向かう。
公開中の本丸の西南に建つ「坤櫓」に入る。
東南に建つ「巽櫓」は船上城(船上字古城)から移築されたものである。
城内では、蛸や孔雀の菊人形が飾られていた。
最後に、日本標準時子午線表示柱と天文科学館の時計塔に向かう。
「人麻山月照寺」から、昔からの古びた「子午線表示柱」、
時計塔の立つ明石市立天文科学館を巡る。
夕焼けに染まる、明石海峡大橋や時計塔を見ながら帰路に着く。
無量光寺
地図の中央赤い「+」印が無量光寺の場所です <兵庫県明石市大観町にて>
明石市立天文科学館
地図の中央赤い「+」印が科学館の場所です <兵庫県明石市人丸町にて>
明石の風景を、
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