下町散策             2009年7月22日


 浅草寺の西北角に祀られている銭塚地蔵尊(左)

 下町散策は浅草寺からスタート。   雷門を潜り、仲見世を通ると、伝法院通りに突き当たり、左手に伝法院がある。
 「老女弁財天」と云われる、関東三弁天の一つである「弁天堂」の 境内には、 芭蕉の句「花は雲 鐘は上野か浅草か」の句で有名な江戸時代の「時の鐘」がある。
 弁天堂の北には、「濡れ仏」の名で知られている浅草寺の二尊仏が並んでいる。  本堂の前の宝蔵門には、山形県村山市の奉賛会によって奉納された、草履が掲げられている。
 本堂は現在改装中で、全体が見えないのが残念だ。  本堂の右には、神木の銀杏があり、その奥に、三社まつりで知られる浅草寺の総鎮守である浅草神社がある。  左手には、1973年に再建された高さ53mの五重塔が聳えている。
 慈覚大師円仁の生誕1200年を記念して再建された「影向堂」や、1649年家光が再建した「橋本薬師堂」、 紀伊国の加太神社を勧請した「淡島堂」、「塩なめ地蔵」の名もある 「銭塚地蔵堂」などを参拝して、浅草寺の散策を終える。
    浅草寺    地図の中央赤い「+」印が浅草寺の場所です           <東京都台東区浅草二丁目にて>
 浅草寺を、  下記の「浅草寺」のボタンをクリックして、42枚の写真でご覧ください。


 八芳園の庭園の池畔にある「水亭」から石灯篭を望む(左)

 東京随一の由緒ある日本庭園として喧伝されている八芳園へ。
 明治の始めに造られた正門を入ると、左手に壺中庵がある。  右奥に向かうと八芳園本館がある。 館内で昼食を済ませ、早々に庭園へ。
 八芳園には江戸時代、大久保彦左衛門の屋敷があった。  八方どこから見ても美しいことから八芳園と名付けられた。
 八芳園の庭園様式は池を中心とした回遊式庭園である。  庭園の入口に設けられた門を入ると、伊賀の地から移された十三層塔がある。
 池畔を左回りに歩くと「水亭」がある。  庭内には、休みどころの「角亭」や茶室の「夢庵」がある。
 八芳園の中庭は新婚カップルの記念写真を撮る絶好の背景となっている。
    八芳園    地図の中央赤い「+」印が八芳園の場所です           <東京都港区白金台1丁目にて>
 八芳園の風景を、  下記の「八芳園」のボタンをクリックして、55枚の写真でご覧ください。


 六本木ヒルズの毛利庭園(左)

 午後からの散策は、地上54階建て、高さ238mの六本木ヒルズ森タワーへ。
 ミュージアムコーンから、屋上のスカイ・デッキに直通。  スカイ・デッキは海抜270mに位置するオープンエアの展望台としては日本一の高さを誇る。
 52階の展望台「東京シティビュー」まで降りて展望を楽しむ。  東を望むと、遠くに、東京タワー、真下には、朝日テレビ本社ビル、六本木ヒルズレジデンスが見える。  右回りに、南に回ると、元麻布ヒルズ、有栖川宮記念公園、首都高速3号渋谷線、青山霊園、 国立新美術館、東宮御所が順次見えてきた。
 展望台から降りて、毛利庭園へ。 庭園を右回りで一回りする  毛利庭園は東京都指定旧跡で毛利甲斐の守邸跡にある。
 毛利庭園の散策を最後に六本木ヒルズの散策を終える。
    六本木ヒルズ毛利庭園    地図の中央赤い「+」印が毛利庭園の場所です           <東京都港区六本木六丁目にて>
 六本木ヒルズの風景を、  下記の「六本木ヒルズ」のボタンをクリックして、38枚の写真でご覧ください。


 都立潮風公園に出現したガンダム(左)

 東京ベイクルーズは日の出桟橋から出発。
 芝浦埠頭の前を進み、レインボーブリッジを過ぎると、右手に品川埠頭が見え、 更に進むと、大井埠頭のクレーン群が見えて来た。
 左手を見ると、お台場の「船の科学館」が見えてきた。  その左の都立潮風公園にはテントが立ち並び、巨大なガンダムが見える。  お台場に立ち並ぶ、ホテルグランパシフックやホテル日航東京のビルが見えてきた。
 その前に、お台場海浜公園が広がっている。  「鳥の島」越しにフジテレビ本社ビルを望む。  「第六台場」の前を通過して、再び、レインボーブリッジを潜ると、前面に晴海埠頭が広がる。
 遊覧船モデルナは隅田川の河口を目指して進むと、竹芝埠頭が見えてくる。  日の出埠頭に着き、無事、東京ベイクルーズを終える。
 都立潮風公園    地図の中央赤い「+」印が潮風公園の場所です           <東京都品川区東八潮にて>
 東京ベイクルーズを、  下記の「東京ベイクルーズ」のボタンをクリックして、34枚の写真でご覧ください。

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