伊勢山上を訪れ、最初に出迎えてくれたのは飯福田寺の仁王門である。
伽藍と仏様の守護神である口を開けた阿形像と口を閉じた吽形像が納められている。
飯福田川に沿って、飯福田寺の本堂がある境内に向かう。 寺の手前に修験者の修行の場所に使われた小滝がある。
飯福田寺は701年、役行者によって開かれたといわれる。 中世では北畠家の祈願所であった。
境内では、4月8日に火渡りの行事が行われる。
1719年に再建された、飯福田寺の本堂に参拝後、飯福田川に架かる赤い橋を渡って、薬師堂に向かう。
石段を登ると、薬師堂があり、裏山は表行場と呼ばれ、岸壁と岩場が連続する山岳修行の行場になっている。
薬師堂を後にして、裏行場に向かう。 鳥居の所に裏行場登り口がある。
登り口から、いきなり切り立った崖に吊るされた鎖から始まる。
山道を登っていくと、巨大な獅子ヶ鼻の岩上に到着する。
岩上から伊勢山上の風景を眺めて、今日の散策を終える。
飯福田寺
地図の中央赤い「+」印が寺の場所です <三重県松坂市飯福田町にて>
飯福田寺の風景を、
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