大船のホテルメッツの部屋の窓から大船観音を望んだ後、鎌倉駅からバスで
鎌倉桜の名所19箇所の一つである材木座の光明寺へ。
総門を潜ると、左手の桜が先ず迎えてくれる。
壮大な山門から広い境内に入ると、今、将に、満開の桜の花に目を見張る。
特に、本堂まえから山門を望むと、境内一面に広がった桜の花が、
背後からの朝日を受けて青空に輝き最高のヴューポイントを提供してくれた。
光明寺は北条経時が良忠上人を招いて1243年に創建した、浄土宗の大本山である。
北の開山堂、南の鐘楼、本堂の三尊五祖の庭や記主庭園の池を見る。
材木座海岸から富士を眺め、文覚上人ゆかりの補陀洛寺、新田義貞の本陣跡に建つ九品寺、
工藤祐経の屋敷跡に建つ実相寺、参道が桜並木の五所神社から三浦義明ゆかりの来迎寺まで歩く。
光明寺
地図の中央「+」印が長勝寺の場所です
<神奈川県鎌倉市材木座6丁目にて>
光明寺から来迎寺までの材木座の桜を、
下記の「鎌倉の材木座の桜」のボタンをクリックして、36枚の写真でご覧ください。
来迎寺を後にして、領主石井長勝が開いた日蓮上人の草庵に由来する古刹の長勝寺へ。
境内に入ると、参道の両側に桜並木が色を沿え、正面に本堂が見える。
本堂の前には、四天王像に守られた日蓮聖人像が起立している。
左手の高台には、法華堂、その奥に鐘楼と大師堂が見える。
長勝寺の桜を満喫した後、立正安国論が生まれた安国論寺へ。 この寺は、鎌倉19箇所の桜の名所のひとつでもある。
やや寂しい境内の桜を楽しみ、急坂を登り富士見台の景色を楽しんだ後、苔むした美しい石段で名高い妙法寺へ。
仁王門を潜り、苔の石段を眺めながら、法華堂、鐘楼の脇を通り、松葉ヶ谷御小庵跡を見てから、
大塔護良親王の墓がある山頂まで登る。
佐竹四郎秀義以降の佐竹家の屋敷跡に建つ大宝寺に参拝した。
長勝寺
地図の中央「+」印が長勝寺の場所です
<神奈川県鎌倉市材木座2丁目にて>
長勝寺から大宝寺までの大町の桜を、
下記の「鎌倉の大町の桜」のボタンをクリックして、44枚の写真でご覧ください。
坂東三十三観音第三札所である安養院へ。
境内にある重文の宝篋印塔と桜を眺め、隣の別願寺の桜も覗いて、
鎌倉最古の厄除け神社の八雲神社に参拝するなど、マイナーの神社仏閣の梯子をして歩く。
日蓮聖人に「ぼたもち」を捧げた旧跡のため、「ぼたもち寺」と呼ばれる常栄寺を過ぎると、
比企一族を供養するため、比企能員の館跡に建てられた古刹の妙本寺がある。
境内には、総門、二天門、祖師堂、本堂に囲まれた桜が満開であった。
日蓮聖人の分骨を迎えて、「東身延」と呼ばれる「本覚寺」や、「おんめさま」と呼ばれている、
安産祈願の参詣者が多い「大功寺」に参拝した後、駅前からバスに乗って、長谷大仏へ。
妙本寺
地図の中央「+」印が妙本寺の場所です
<神奈川県鎌倉市大町一丁目にて>
安養院から大功寺までの桜を、
下記の「安養院から大功寺までの桜」のボタンをクリックして、43枚の写真でご覧ください。
バスを大仏前で降り、腹ごしらえに、大仏が鎮座する高徳院の前にある饂飩屋「千代仁」に入る。
観光地にしては美味しかった饂飩を食べた後、仁王門を潜り、人で溢れている境内に入ると、桜の花に覆われた、
500年余りも露座の大仏が威容を見せる。
大仏の胎内を見学後、桜の花で華やかに飾られた高徳院の境内を歩き、与謝野晶子の歌碑を眺める。
清掃をしていた老人に話しかけられ、夏歌の昌子の歌碑に加え、春秋冬の3つの歌碑も案内して貰い解説を聞く。
廃寺跡の礎石が並ぶ、境内西域の桜を堪能後、鎌倉の桜の名所19箇所に入っている、光則寺と甘縄神明宮へ向かう。
参道に咲く、見事な桜を眺めながら、花の寺として名高い光則寺へ。
境内に入ると、寺の花としての目玉である本堂前のカイドウが満開で、目を楽しませてくれた。
次に訪れた鎌倉最古ともいわれる由緒ある甘縄神明宮は、鳥居前の参道の桜は見事であるが、
それだけで桜の名所になっているらしい。
掲載には北条時宗産湯の井戸や天照大御神を祀った、青銅色が美しい屋根の社殿がある。
長谷大仏
地図の中央「+」印が長谷大仏の場所です
<神奈川県鎌倉市長谷4丁目にて>
長谷大仏とその周辺の桜を、
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長谷では大仏と双璧の坂東三十三観音第四札所である長谷寺へ。
阿弥陀堂、観音堂、大黒堂の周りの境内に咲く桜は、今が満開であった。
展望台から、由比ガ浜から、午前中に訪れた材木座の寺々や材木座海岸を遠望した後、
鎌倉の桜の名所19箇所に入っている御霊神社(権五郎神社)へ。 本数は少ないがそれなりの桜を眺める。
次は、極楽寺切通しの入り口にある虚空蔵堂へ。 小規模なお堂であるが、境内には桜の木が立ち並んでいた。
極楽寺切通しを登っていくと、左手成就院への石段がある。 この石段の両側は紫陽花が植えられていて、
「アジサイ寺」と云われているが、今は桜の木が出迎えてくれる。
切通しの先に、鎌倉の桜の名所19箇所の一つである極楽寺がある。 境内に咲く桜は満開であったが、
撮影禁止になっていて、桜の花を十分紹介できないのが残念であった。
極楽寺を最後に、2日間に渡る、鎌倉の桜を求めての散策を終わり、駅百選に選ばれた極楽寺駅から帰路に着く。
長谷寺
地図の中央「+」印が長谷寺の場所です
<神奈川県鎌倉市長谷3丁目にて>
長谷寺から極楽寺までの桜を、
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