鎌倉の桜(1)             2008年4月1日


 四季の花で飾られる明月院境内の桜(左)

 鎌倉の桜鑑賞は、北鎌倉駅からスタートする。  最初は、鎌倉桜の名所19箇所の一つである円覚寺へ。  この寺は鎌倉五山の第2位の名刹である。
 総門を潜ると、桜の花に囲まれた山門がある。  選仏場の観音様や大光明宝殿と呼ばれる仏殿の本尊宝冠釈迦如来に拝観し、
方丈の唐門前に咲く桜や周りの妙香池、白鹿洞を眺める。  正続院山門から舎利殿を望み、北条時宗公御廟所の桜や円覚寺仏日庵を巡った後、 黄梅院の観音堂、国宝の梵鐘、弁天堂見晴台から東慶寺や富士山を望む。
 その後 、鎌倉桜の名所19箇所の一つである縁切り寺の東慶寺で 泰平殿入口の黒塀の前にある四賀光子の歌碑や本堂前の枝垂れ桜を見る。  東慶寺境内から円覚寺の鐘楼を望む。
 次も鎌倉桜の名所19箇所の一つである浄智寺と明月院へ。  浄智寺は「甘露の井」の奥にある外門を潜り、鐘楼を兼ねた中国風の三門や 曇華殿と名付けられた仏殿に参拝、布袋さんのお腹を撫ぜて次へ。
 桜のトンネルの明月院参道を進み、簡素な山門を潜ると、開山堂や方丈がある。  山門奥の見事な枝垂れ桜を鑑賞し、北条時頼の御廟所参拝して次へ向かう。
 明月院    地図の中央「+」印が寺の場所です
 <神奈川県鎌倉市山ノ内にて>
 円覚寺から浄智寺までの桜を、  下記の「円覚寺から浄智寺までの桜」のボタンをクリックして、36枚の写真でご覧ください。
 明月院の桜を、  下記の「明月院の桜」のボタンをクリックして、19枚の写真でご覧ください。


 鎌倉五山筆頭の建長寺境内に咲く桜(右)

 鎌倉桜の名所19箇所の一つである建長寺の総門を潜ると、 満開の桜が咲く境内が広がっている。  桜の花を見ながら、山門に進む。
 国宝の梵鐘や仏殿の周りの桜を鑑賞した後、法堂の天井に描かれた雲竜図や ラホール博物館で見てきた釈迦の苦行像のコピーを見る。
 建長寺方丈の唐門や庭、唐門や妙高院の前の桜、桜に囲まれた曙観音などを巡る。  建長寺を出て、運慶作の閻魔大王像を安置する円応寺を覗いた後、鶴岡八幡宮へ。
     建長寺    地図の中央「+」印が寺の場所です
 <神奈川県鎌倉市山之内にて>
 建長寺境内の桜を、  下記の「建長寺の桜」のボタンをクリックして、39枚の写真でご覧ください。


 若宮大路段葛の桜のトンネルを歩く(左)

 源氏の氏神である鶴岡八幡宮の三の鳥居を潜ると、左が平家池、右が源氏池である。  太鼓橋を渡ると源氏池の中央に旗上弁天社がある。  鎌倉桜の名所19箇所の一つである鶴岡八幡宮の中でも池の周囲は特に桜が美しい。
 石段の上にある本宮を目指して歩くと、静御前ゆかりの舞殿があり、石段の横に丸裸の隠れ銀杏が立っている。  本宮の朱塗りの楼門を潜り、本殿に参拝する。
 鶴岡八幡宮参拝後、鎌倉桜の名所19箇所の一つである若宮大路の段葛を歩く。  段葛は二の鳥居から三の鳥居まで続く。
 桜のトンネルを堪能した後、鎌倉駅前でUターンし、小町通りを北上して鶴岡八幡宮まで戻る。  西に足を延ばし、鎌倉五山第3位の寿福寺に訪れた後、「十六夜日記」の作者である阿仏尼の墓に参拝し 次の桜の名所である源氏山公園に向かう。
   段葛    地図の中央「+」印が段葛の場所です
 <神奈川県鎌倉市小町二丁目にて>
 鶴岡八幡宮と段葛の桜を、  下記の「鶴岡八幡宮と段葛の桜」のボタンをクリックして、41枚の写真でご覧ください。


 源氏山公園の中にある葛ヶ原岡公園の桜(右)

 鎌倉七切通しの一つで新田義貞軍と北条軍の激戦地ある化粧坂を登ると、 鎌倉桜の名所19箇所の一つである源氏山公園に出る。
 源頼朝が戦勝祈願した旧跡で、公園の中央に甲冑姿の源頼朝像が立っている。
 源氏山公園の隣には葛ヶ原岡公園があり、共に桜の名所として有名である。  この場で処刑された、日野俊基を祭神として祀る葛原岡神社が建っている。
 公園から富士を眺めた後、霊水でお金を洗うと何千倍もなるという、銭洗弁天でお金を洗い、 頼朝に挙兵を勧めた佐助稲荷神社に参拝してから、大船のホテルへ。
     葛ヶ原岡公園    地図の中央「+」印が公園の場所です
 <神奈川県鎌倉梶原5丁目にて>
 源氏山公園の桜を、  下記の「源氏山公園の桜」のボタンをクリックして、40枚の写真でご覧ください。

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