八重洲口の地下街で軽く朝食を済ませ、外に出たものの雨が降り続いている。
八重洲通りを東に歩き、何遍も訪れたことのある
ブリジストン美術館に飛び込む。
表紙にルドンの絵を載せ、「じっと見る印象派から現代まで」と書かれたパンフレットを片手に、
お気に入りのコローの「若い女」やルノワールの「シャルパンティエ嬢」を眺める。
ルノワールは芸術性が高いといわれる後期の作品より、初期のアングル調のものが好きだ。
日本絵画も、記念切手になった代表作が並んでいて見ごたえがある。
ただし、ポロック以降の現代絵画には頭の中が混乱する。
ゆっくり鑑賞して外に出たがまだ雨が降っている。
炎天下の暑い舗装道路を歩くより、小雨の中の涼しい歩道のほうが寧ろ良いだろうと、
「八丁堀」の交差点で新大橋通りへ右折し、更に鍛冶橋通りへ歩く。
弾正橋を過ぎると、左手に
「東京国立近代美術館フイルムセンター」
がある。 中へ入ってみたが、古い映画の上映待ちの列に辟易し、すぐ飛び出して、京橋の交差点で
左折して、中央通り(銀座通り)へ。
首都高速を潜ると、銀座1丁目だ。 銀座1丁目の交差点を過ぎると、英国屋の前に「銀座2丁目」の標識がある。
銀座2丁目の交差点から「松屋銀座」、銀座3丁目の交差点から「銀座三越」の建物が並ぶ。
三越の前には、東関東自動車道の酒々井PAでパンを買った
「木村屋」がある。
その隣の銀座4丁目の交差点角には、銀座通りで直ぐ思い出される
「服部時計店」時計台がある。
銀座5丁目交差点の銀座松坂屋、6丁目のサッポロビアホール、7丁目の東京三菱銀行などを眺めながら歩く。
銀座8丁目交差点の首都高速のガード下で銀座散策は終わりになる。
道端に浜離宮の標識を見つけ、足がそちらに方に向く。
銀座四丁目交差点 地図の中央「☆」印が交差点の場所です
<東京都中央区銀座4丁目にて>
銀座通りの風景を、
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途中で浜離宮前踏切の鉄道踏切信号機を見ながら、
銀座8丁目交差点から浜離宮への道標に従い高速沿いに歩いて庭園へ。
大手門橋を渡ると、
浜離宮恩賜庭園の大手門がある。
右手の延遼館跡の芝生越しに電通ビルを望む。 可美真手命銅像を経て、「潮入の池」の「大泉水」へ。 「中島橋」を渡って「中島」へ渡る。
「小の字島」に架かる「お伝い橋」を歩き、富士見山から「中の橋」を渡って「御亭山」に登り、雨の中の「潮入の池」を望む。
「潮入の池」の「横堀」に架かる「海手お伝い橋」や「横堀水門」を眺め、「内堀」沿いを歩いて、「三百年の松」から「大手門」へ。
新橋駅前で、「鉄道唱歌の碑」や「C‐58機関車の動輪」を眺めてから帰路に就く。
浜離宮恩賜公園 地図の中央「☆」印が公園の場所です
<東京都中央区浜離宮庭園にて>
浜離宮の風景を、
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