銀座散策と浜離宮             2007年6月22日

 
 銀座四丁目交差点に立つ服部時計店の時計塔(左)   

 八重洲口の地下街で軽く朝食を済ませ、外に出たものの雨が降り続いている。  八重洲通りを東に歩き、何遍も訪れたことのある ブリジストン美術館に飛び込む。
 表紙にルドンの絵を載せ、「じっと見る印象派から現代まで」と書かれたパンフレットを片手に、 お気に入りのコローの「若い女」やルノワールの「シャルパンティエ嬢」を眺める。  ルノワールは芸術性が高いといわれる後期の作品より、初期のアングル調のものが好きだ。
 日本絵画も、記念切手になった代表作が並んでいて見ごたえがある。  ただし、ポロック以降の現代絵画には頭の中が混乱する。  ゆっくり鑑賞して外に出たがまだ雨が降っている。
 炎天下の暑い舗装道路を歩くより、小雨の中の涼しい歩道のほうが寧ろ良いだろうと、 「八丁堀」の交差点で新大橋通りへ右折し、更に鍛冶橋通りへ歩く。  弾正橋を過ぎると、左手に 「東京国立近代美術館フイルムセンター」 がある。 中へ入ってみたが、古い映画の上映待ちの列に辟易し、すぐ飛び出して、京橋の交差点で 左折して、中央通り(銀座通り)へ。
 首都高速を潜ると、銀座1丁目だ。 銀座1丁目の交差点を過ぎると、英国屋の前に「銀座2丁目」の標識がある。  銀座2丁目の交差点から「松屋銀座」、銀座3丁目の交差点から「銀座三越」の建物が並ぶ。
 三越の前には、東関東自動車道の酒々井PAでパンを買った 「木村屋」がある。  その隣の銀座4丁目の交差点角には、銀座通りで直ぐ思い出される「服部時計店」時計台がある。
 銀座5丁目交差点の銀座松坂屋、6丁目のサッポロビアホール、7丁目の東京三菱銀行などを眺めながら歩く。  銀座8丁目交差点の首都高速のガード下で銀座散策は終わりになる。  道端に浜離宮の標識を見つけ、足がそちらに方に向く。
   銀座四丁目交差点   地図の中央「☆」印が交差点の場所です
 <東京都中央区銀座4丁目にて>

 銀座通りの風景を、  下記の「銀座散策」のボタンをクリックして、24枚の写真でご覧ください。


 
 浜離宮恩賜庭園の「潮入の池」の東に広がる「横堀」(左)   

 途中で浜離宮前踏切の鉄道踏切信号機を見ながら、 銀座8丁目交差点から浜離宮への道標に従い高速沿いに歩いて庭園へ。  大手門橋を渡ると、浜離宮恩賜庭園の大手門がある。
 右手の延遼館跡の芝生越しに電通ビルを望む。 可美真手命銅像を経て、「潮入の池」の「大泉水」へ。 「中島橋」を渡って「中島」へ渡る。  「小の字島」に架かる「お伝い橋」を歩き、富士見山から「中の橋」を渡って「御亭山」に登り、雨の中の「潮入の池」を望む。
 「潮入の池」の「横堀」に架かる「海手お伝い橋」や「横堀水門」を眺め、「内堀」沿いを歩いて、「三百年の松」から「大手門」へ。  新橋駅前で、「鉄道唱歌の碑」や「C‐58機関車の動輪」を眺めてから帰路に就く。
   浜離宮恩賜公園   地図の中央「☆」印が公園の場所です
 <東京都中央区浜離宮庭園にて>

 浜離宮の風景を、  下記の「浜離宮」のボタンをクリックして、23枚の写真でご覧ください。


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