成都大熊猫繁育研究基地と武候祠       2007年5月3日

 
    成都大熊猫繁育研究基地で笹を食べるパンダ(左)   

 昨年秋にロープウェイが完成し、本格的な観光地になった四川省の黄龍の玄関である四川省の成都へ。  中国国内の旅行がいかに大変であるかは、今回、いやっと言うほど体験させて貰ったが、成都まではチャーター便で セントレアよりの直行で、五つ星のホテル 「家園国際酒店」に順調に到着した。
 翌朝、ホテルの窓から空を眺めると、今にも雨が降りそうな雲行きで、嫌な予感がしたが、これが大当たりで、 インドのベナレスで置き去りにされて体験に次ぐ、大変な旅行になる。
 午前中は、成都市中心から約15km離れた北郊外斧頭山にある 「成都大熊猫繁育研究基地」へ。
 広い園内には、パンダやレッサー・パンダなどが放し飼いになっていて、可愛いパンダが笹を頬張っている姿を 柵越しに眺められる訳だが、それ以外に観光施設も貧弱で、短時間で飽きてしまう。  目玉と言えば、小パンダを抱いて、自分のカメラで写真を撮らせてくれることだが、数分のその料金が1万8千円とは、 人間性を疑いたくなるような料金であった。
 時々雨が降ってくる空を仰ぎながら、成都に戻り、武候祠横街にある「蜀峰花園酒店」にて四川料理で昼食。  
 <中国四川省成都市にて>

 大熊猫繁育研究所の風景を、 下記の「大熊猫繁育研究所」のボタンをクリックして、12枚の写真でご覧ください。


 
    三国志ゆかりの諸葛孔明を祀った武候祠博物館の前にて(左)   

 昼食後、中国人観光客でごった返す 「武候祠博物館」へ。
 正門である「大門」を入ると、右手に唐碑、左手に明碑があり、その奥に「二門」がある。  門を潜ると、正面に劉備を祀った「漢昭烈廟(劉備殿)」が有り、劉備の像が安置されている。  劉備殿の右側は「武将の回廊」、左側は「文官の回廊」が両翼に広がっていて、 三国志縁の人々の像が陳列されている。
 劉備殿の奥には、諸葛孔明を祀った「武候祠(諸葛亮殿)」があり、孔明の像が安置されている。  武候祠の左右には西廂房と東廂房がある。  武候祠の東には、劉備の墓である、高さ12mの円墳「恵陵」があり、一回りできるが、 特に感じるべきものは無い。
 恵陵の南には、三国志の時代の遺物が陳列されている「三国文化の陳列室」があり、 先ほどの明碑の裏を通って出口に至る。  
 <中国四川省成都市にて>

 武候祠の遺跡を、 下記の「武候祠」のボタンをクリックして、16枚の写真でご覧ください。
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