近飛鳥の里           2006年12月19日

 
    太子信仰のメッカ叡福寺の聖徳太子の御霊所(左)   

 南河内の太子町一帯は、大和飛鳥の「遠飛鳥(トオツアスカ)」に対し「近飛鳥(チカツアスカ)」と呼ばれている。  先ず、国道166号線沿いにある道の駅「近つ飛鳥の里・太子」に寄って、近飛鳥の里の情報を入手する。
 最初に、「上の太子」と呼ばれている叡福寺へ。  この寺には、聖徳太子の御霊所があり、太子の他、生母の間人皇后や夫人の膳部夫人が合葬されている。  御霊所参拝後、向かいの石段を登り尼寺西方院にも参拝する。  叡福寺から西方院を経て近つ飛鳥風土記の丘へと「ふるさと太子散歩道」が続いている。
 伝蘇我の馬子の墓に参拝してから、推古天皇陵へ。  推古天皇は日本最初の女帝として即位、甥の聖徳太子を摂政として、法隆寺建立など仏教文化を栄させた。  2000年8月27日に、推古天皇の墓が発見されたと報道され、  植山古墳で現地説明会があるというので駆けつけたことを思い出した。  竹田皇子と合葬して欲しいとの彼女の遺言により、後に、植山古墳からここに移された。
 近くにある小野妹子の墓や、科長神社に寄ってから、駅の道に戻り、太子町の中を通る整備された竹内街道を歩き、 休館の竹内街道資料館や孝徳天皇陵にも足をのばしてから帰路に着く。
   叡福寺地図の中央「☆」印が寺の場所です
 <大阪府南河内郡太子町大字太子にて>

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