蒜山高原           2006年10月11日

    
   蒜山高原の日本名水百選である塩釜冷水(左)   

 昨日、宿泊した「休暇村蒜山高原」を出て、蒜山高原を散策する。  最初に訪れたのは「白樺の丘」。 背後には、険しい山容を見せる大山が聳えている。  放牧されたジャージー牛を眺めながら、サイクリングロード沿いの道を進むと、 ひっそりとした、道の駅「蒜山高原」がある。  目ぼしい物も無いので、早々に退散し、日本名水百選に選ばれた 「塩釜冷泉」に向かう。
 周りには、蒜山塩釜キャンプ場や蒜山塩釜養魚センター、石彫センターがあり、 ひるぜん冷泉茶屋の前では、中蒜山に登る児童の一団が屯していた。  この冷泉は、取水禁止になっていて、周りが私有地なのか、禁止の立て札が目立ち、冷水の冷たさを確認して、早々に離れる。   
   塩釜冷水  地図の中央「+」印が冷泉の場所です
 <岡山県真庭市蒜山下福田にて>
 蒜山高原の風景を、 下記の「蒜山高原の散策」のボタンをクリックして、5枚の写真でご覧ください。   

 
 日本滝百選で、中国地方第1の落差を誇る「神庭の滝」(右)

 国道313号線を南下すると、未だ、数十kmもあるというのに、湯原温泉の手前から、 道路わきに、「神庭の滝」の案内板が目に付く。  これほど、宣伝しているのだから、素晴らしい滝だろうと、勝山町の手前で、 県道201号神庭滝線に入る。
 案の定、確りガードされていて、入園料を300円取られた。  滝の周りには、二百数十匹の野猿が棲み、観光の目玉になっているらしいが、 今は、他の所に移っていて、一匹も姿も見せない。
 旭川支流の神庭川に架かる、  日本の滝百選に選べれた、落差、110mの「神庭の滝」は中国地方随一であって、 深い森を背景とした勇姿は、流石に素晴らしい眺めであった。  静かな雰囲気の中に、豪快に流れ落ちる滝を鑑賞した後、勝山の町を覗く。
 若い頃、私が愛読した、谷崎潤一郎や永井荷風が愛した勝山、白壁の土蔵、連子格子と石壁の商家、 昔の姿を留める武家屋敷など、興味を持たせる町並みである.  駐車場を探して、町の中をうろうろしたが、よそ者には取っ付き難い雰囲気であったので、 今回は諦めて、中国自動車道に向かう。
   神庭の滝  地図の中央「+」印が滝の場所です
 <岡山県真庭市星山にて>  

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