白兎海岸と三仏寺            2006年10月9日

 
    大国主命と因幡の白うさぎが立つ白兎海岸(左)   

 国道9号線を右手に日本海を見ながら西進すると、出雲神話を代表する「因幡の白うさぎ」の舞台になった白兎海岸がある。  最近、道の駅「神話の里白うさぎ」ができて、海岸は工事中であった。  右手に房島、左手に淤岐ノ島が見える。
 白浜の西端が岬のように突き出ていて、淤岐ノ島から岬の「気多の前」まで、白兎がワニザメを並ばせた所だという。  小高い「気多の前」に登ってみると、眼下に淤岐ノ島が見える。
 道の駅の横に、大国様と白兎の像が立っていて、その後に、白兎神社の鳥居がある。  白兎神社には、天候の如何に拘わらず、水量が不変と言われている「不増不減の池」があり、 白兎が体を洗ったので、「御身洗池」とも言われている。  白兎神社本殿の土台石には菊の紋章が彫刻されていて、神社創設と皇室の関係を想像させる。  

   白兎海岸  地図の中央「+」印が海岸の場所です
 <鳥取県鳥取市白兎にて>
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  鳥取県で唯一の国宝建築である三仏寺の投入堂(右)

 706年に開山した霊場「三徳山三仏寺」は、今年は開山1300年の記念すべき年であり、 特に参拝する人が多い。  三徳山参道入口から石段が続き、左右に、皆成院、正善院、輪光院などの諸堂が並ぶ。
 最上段に本堂があり、ここまでで参拝を終える人も多いが、三仏寺は投入堂に参拝しないと来た価値が無い。  入山料を納め、入山届けを済ませ、服装をチェックしから「六根清浄」と書かれた輪袈裟を付けてる。
 朱色に塗られた柵を潜ると、一般登山道では見かけないほどの難所である「カズラ坂」がある、木を手で?みながら登る。  クサリ坂を登ると、崖の斜面に造られた重文の文殊堂があり、縁側の下は深い谷になっている。
 馬の背を過ぎると、崖に張り付くように建っている国宝の「投入堂」がある。  役行者が投げ入れてできたという伝説から、その名が付けられたといわれている。  本堂から奥の院への往復で、2時間近くかかって無事参拝を終える。、  
 三仏寺  地図の中央「+」印が寺の場所です
 <鳥取県東伯郡三朝町大字三徳にて>
 三仏寺の投入堂を、下記の「三仏寺」のボタンをクリックして、
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