中国自動車道の山崎ICで降りて、国道29号線を北上し鳥取へ向かう。
播磨国体の最中であり、引原川では、カヌー競技が行われていた。
音水湖畔で一服し、戸倉峠を越えて、若桜の町へ。
この町は、1956年に、地学の先生に連れられて、玄武洞とともに、この地に見学に来た記憶があるが、
半世紀も前のことなので、記憶も定かでない。
「若桜町歴史民俗資料館」が目に付いたので、
寄って見ることにする。
資料館は山陰合同銀行の旧社屋を移転した、明治時代の典型的な土蔵造りで、町建造物有形文化財に指定されている。
その隣には、江戸中期の建築様式を伝える
「三百田氏住宅」もある。
資料室の係りの人に尋ねたが、この地が、地質学上貴重な場所であるとの説明は得られなかった。
しかし、掲示板によると、県内最古の三群変成岩が広く分布し、翡翠、オパール、三倉石、硯石、蛇紋岩、閃緑岩や
海産化石が多数産出するとある。
若桜町歴史民俗資料館
地図の中央「+」印が資料館の場所です
<鳥取県八頭郡若桜町大字屋堂羅にて>
観光客でごった返すのを見て、鳥取砂丘は確かに、「日本一の砂丘」だと改めて実感する。
それにしても、次から次へとやって来る車で駐車場は超満員。
広い砂丘の上も、胡麻を撒いたように、人が溢れている。
海岸近くに盛り上がった砂丘の上からの景色は、一見に値する。
見た目では、凄い傾斜に見える斜面も、登山の感覚なら、なんと言うことも無い。
2時間余りかけて、砂丘を一回りし、その魅力を十分に堪能する。
鳥取砂丘
地図の中央「+」印が砂丘の場所です
<鳥取県鳥取市浜坂にて>
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