最近に無い上天気なので、昨年、悪天候のため途中で引き返した能郷白山に向かったが、
登山口近くの根尾村の道の駅
「うすずみ桜の里ねお」
で、途中の国道が崖崩れで通行止めを知り今回も断念して、ドライブに切り替える。
「うすずみ桜」は訪れても、根尾断層はパスしていたので、良い機会だと、国指定特別記念物になっている
「尾根断層」へ。
根尾川右岸の県道255号線を南下すると、樽見鉄道の水鳥駅の前に、
「根尾谷断層はココ」と書かれた大きな看板が建っている。
近くにある「地震断層観察館」の駐車場に車をいれ、周りを散策しても何処がどうなっているのかさっぱり分からない。
何はともあれ、
「地震断層観察館」に入って見る。
最初の「地震資料館」によると、1891年10月28日に、マグニチュード8の日本内陸部で起きた直下型地震と
しては最大級で、7千人を終える犠牲者が出た。
特に震源地の尾根水鳥地区では上下に6m、長さ1kmにもなる断層崖が隆起したという。
「天然記念物」であることを示す石碑辺りが、その中心である。
次の「地震断層観察館」は石碑の近くに建てられ、地下深く掘られた穴には、上下に、6mも移動した断層部分が見られた。
観察館を参観後、山越えで、琵琶湖へ向かったが、途中の道路が通行止めで、
国道303号線の八草トンネルを通るコースになったので、国道157号線を南下する。 先ず、本巣町の道の駅
「織部の里もとす」
に入ってが、運悪く、水曜日休みであった。
次は、糸貫町の道の駅
「富有柿の里いとぬき」へ。
目ぼしいものは地元の生鮮野菜程度だったので、数点買ったのみで離れる。
藤橋村の道の駅
「星のふるさとふじはし」で昼時になったので
簡単な昼食を取ってから、立派な八草トンネルに入り滋賀県へ。
先回来たときと同様、交通量に分不相応な素晴らしいトンネルの中で、一台の車にも合うことは無かった。
根尾谷地震断層観察館
地図の中央「+」印が観察館の場所です
<岐阜県本巣市根尾水鳥にて>
八草峠を越えると、己高山や金糞山など、魅力的な山が多くあるが、予定外なので、余り無理をせずに、
昔、訪れたことがあり、今、「功名が辻」で話題になっている、賎ヶ岳(421m)に向かう。
以前来た記憶を頼りに、「賎ヶ岳リフト」へ。
山頂までは、1時間の登山道が通じているが、今回は、リフトに乗ってから10分ほど歩いて山頂へ。
山頂では、大阪から来たというバードウオッチャーのグループが琵琶湖の上を飛んでいる野鳥を眺めていた。
渡り鳥の鷹の一種だという。
賎ヶ岳山頂には、三等三角点があり、背後に余呉湖が広がっていた。
帰に、以前に夕日の写真を撮ったことのある「さざなみ街道」を走り、湖北町の道の駅
「湖北みずどりステーション」に寄る。
賎ヶ岳山頂
地図の中央「+」印が山頂の場所です
<滋賀県伊香郡木之本町大字大音にて>