横谷峡の滝      2006年7月26日






      日本最古の石が展示されている博物館(左)                 日本最古の石が発見された飛水峡(右)

  
 梅雨の谷間を狙って滝でも見ようかと、久しぶりに歩きに出る。  東海北陸道の美濃加茂インターから国道41号線に向かうも、未整備な道路に大いに迷う。  やっと飛騨川に出て、道の駅「ロックガーデンひちそう」に寄る。  ドーム状の白い建物の「日本最古の石博物館」が目に留まってので、早速入ることにする。
 1970年に飛水峡の上麻生礫岩の中に含まれている20億年前の片麻岩礫が発見され、 遊歩道とこの博物館を造ったらしい。  この施設も、見込み違いで今はお荷物になっているだろう。  遊歩道も川岸に立派なものが造られているが、今は安全上通行止めになっている。  計画時には、気合を入れて造っただろうが、事故でも起こってのだろう、責任を追求されて通行止めになったのだろう。  良く見かける風景である。  七宗町付近は硬いジュラ紀のチャートが残っていて、山頂部を形成している。  その代表的なのに納古山がある。
 「ロックタウンプラザ」で簡単な昼食をしてから、飛騨川の左岸にある「日本列島最古の石発見地」へ向かう。  ここの遊歩道も閉鎖されていて、発見地は遠望しか出来ない。  先日の雨で、増水していて、これでは安全上で誰も責任は取れないだろう。  至る所で見られる税金の無駄使いの一例らしい。
 次に、日本一のポットホールがある飛騨川の右岸へ。  ここも、廃屋となって建物があるだけで、訪れる人も無いらしい。  更に、上流に足を伸ばすと、大蛇伝説の赤池がある。  普段は鉄分を含んだ池は赤い水を湛えているが、先日の大雨で緑池になっていた。
    日本列島最古の石発見地  地図の中央の矢印が石が発見された場所です
  <岐阜県七宗町にて>


   道の駅「美濃白川」を覗き、国道41号線と分かれて、国道256号線に入ると、道の温泉駅「かれん」がある。  売店を覗いただけで、先に進むと、左手に四つの滝がある「横谷峡」への入口がある。  最初の白滝には、大きな駐車場があるが、時間も遅いためか駐車場は閑散としている。  「横谷峡四つの滝」を巡る「ぬくもりの里ふれあいの道」は「癒しの道・南飛騨森林浴回路」の21番目になっていて、 滝巡りとしては人気のコースである。
 先ず、白滝を覗いて、次の二見滝まで歩く。  前回来たときは、鶏鳴滝まで往復したが、日も西に傾いてきたので、今日は、車で、一番奥の鶏鳴滝の駐車場まで行き、 鶏鳴滝から紅葉滝まで歩く。  流石に、この時期は水量が多く、どの滝も見応えがあった。
横谷峡の四っの滝     



    白滝            二見滝           紅葉滝             鶏鳴滝
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 横谷峡 地図の中央「+」印が渓谷の有る場所です

<岐阜県下呂市にて>

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