鬼ヶ城と鯨の町太地       2006年5月30日






         吉野熊野国立公園の鬼ヶ城(左)                  犬も引き返すと言われている鬼ヶ城の「犬戻り」(右)

 紀勢自動車道が勢和多気インターから大宮大台インターまで開通したので、久しぶりに南紀に向かう。  矢の川トンネルを通って、尾鷲から熊野の鬼が城へ。  鬼が城沿いの国道42号線は何回も通過したが、その度に、時間が無いか、鬼ヶ城が閉鎖していて、前回、 鬼ヶ城を訪れたのは、 昭和33年で、実に48年ぶりである。
 当時は、尾鷲から熊野へは矢の川峠を通る乗合バスが一日3便しかなく、正に陸の孤島に来た思いだった。  以前の西口に変わり、観光地化した東口から入る。
 「千畳敷」から「奥の木戸」「猿戻り」「鬼の風呂桶」と進み、「犬戻り」の断崖の上を歩いて、その壮大さに目を見張る。  「神楽岩」「木食岩」を過ぎると、海の中に鰐が横たわったように見える「ワニ岩」がある。  「鬼の見張り台」からは西岸になり、東岸ほどの景観は無いが、「飛び渡り」、滝の様な「水谷」、「行者窟」「蜂の巣」 「一の木戸」を過ぎて、「波切不動」で終わりになる。
 小高い丘にある「弁天様」にお参りしてから、今来た道を東口の駐車場まで引き返す。  

   鬼ヶ城 地図の中央の旗印が城の場所です

  <和歌山県熊野市木本町にて>


      





           くじらの博物館で海豚と遊ぶ(左)                       くじら浜公園のめがね岩(右)

 鬼ヶ城を離れ、熊野街道を西走する。 道の駅 「紀宝町ウミガメ公園」に寄って昼食後、 紀宝町ウミガメ公園の資料館に入り、遊泳する海亀を見る。  今日の目的地である捕鯨発祥の地の太地町へ。
  最初に 太地くじら公園の 「くじらの博物館」に入る。 鯨に関する展示品は見るべきものが無かったが、自然プールでのシャチショーや桟橋でのイルカとの触れ合いは 子供達が大喜びしていた。 太地には余り関係の無い「ラッコ館」や熊野灘の魚が水中トンネル大水槽の中で泳ぐ「海洋水族館」などそれなりの 見せ場がある。 外洋に接する辺りに遊歩道があり、メガネ岩など奇岩が並んでいるが、落石のため通行止めになっているのが残念だった。  公園の横に、この辺りの津波到来時の避難所に指定されている小高い「浅間山」がある。 景色抜群とのことで、山頂園地まで登って、 周りの景色を楽しむ。  

  太地町立くじらの博物館 地図の中央「+」印が博物館の場所です

  <和歌山県東牟婁郡太地町大字森浦にて>

      





    燈明崎の燈明台(左)                  梶取崎に立つ梶取崎灯台(右)

 浅間山を最後に、太地くじら公園を後にして、燈明崎に向かう。  1636年に日本最初の灯台である、行灯型燈明台が設置され、この崎を燈明崎と呼ばれるようになった。  現在、昔の絵を参考にして復元された燈明台が立っている。  以前はこの崎は牟漏崎と呼ばれ、753年に遣唐使の吉備真備が帰路遭難して、この崎に漂流したと、 日本書紀に記されている。
 この燈明崎から梶取崎まで遊歩道が続いていて、途中に落合博満野球記念館がある。  往復するのは距離があるので、 落合博満野球記念館に車で行き、 初めに、南国風の景色が展開する梶取崎に立つ 梶取崎灯台まで歩く。  落合博満野球記念館は休館日だったので、園内を覗くだけでそこを離れ、今晩の宿の、あらふね海岸にある 「あらふね」に向かう。  

  燈明崎 地図の中央「+」印が崎の場所です

  梶取崎 地図の中央「+」印が崎の場所です

     <和歌山県東牟婁郡太地町大字太地にて>

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