高千穂峡      2006年3月31日






   高千穂峡の真名井の滝(左)                天岩戸神社の拝殿(右)

 ホテルの部屋から朝日に輝く阿蘇五岳を眺めてから、高千穂峡へ。  五箇瀬川渓谷に架かる国道218号線の新都高千穂橋を渡り、天孫降臨の神話に息づく高千穂町へ。  阿刀田高の「楽しい古事記」で紹介された岩戸神楽である観光夜神楽が行われる、 高千穂神社 の前を通りすぎると高千穂大橋に出る。  更に下流に架かる神橋が高千穂峡観光のスタートである。
 257段の階段を下りると、槍飛橋に出る。  この辺りが、高千穂峡 の中心で、峡谷が両岸の垂直な岩壁で挟まれ、他に比類無き景観を見せる。  渓谷沿いの遊歩道を歩くと、高さ70mの仙人の屏風岩や鬼八の力石がある。
 やがて、日本の滝100選の一つである落差17メートル、直瀑型の「真名井の滝」が現れる。  落差は少ないが、切り立った断崖の中に流れ落ちる滝の優美な姿に感銘を受ける。  おのころ島が浮かぶ「おのころ池」の横を通り、御橋から再び「真名井の滝」を眺めて、 高千穂峡観光を終える。  次に訪れたのが、天岩戸神社で、 拝殿から岩戸川越しに断崖の中腹にある「天岩戸の洞窟」に参拝する。

  高千穂峡 地図の中央「+」印が神社の場所です

   天岩戸神社 地図の中央「+」印が神社の場所です

  <宮崎県高千穂町にて>


  




      白川吉見神社境内の中にある白川水源(左)            阿蘇草千里ヶ浜から白煙を上げる中岳を望む(右)

 宮崎県の高千穂峡を離れて、再び熊本県の阿蘇五岳の麓、白川吉見神社の境内にある 白川水源へ。  ここは「日本名水100選」に選ばれた阿蘇の湧水で、同じく100選の富山県の 穴ヶ谷霊場 の名水のように、ペットボトルに詰めて店頭で販売していた。
 名水を飲んでから,烏帽子岳中腹に広がる草原の 阿蘇草千里ヶ浜へ。  ここからは東に白煙を噴出している標高1506m、活火山の中岳が望め、 南には1337mの烏帽子岳が見える。  

   白川水源 地図の中央「+」印が水源の場所です

   阿蘇草千里ヶ浜 地図の中央「+」印が草千里ヶ浜の場所です

  <熊本県南阿蘇村にて>


 




       ドラマのロケ地にもなった金鱗湖(左)                     湯布院の街角から由布岳を望む(右)

 次はNHK朝のドラマ 風のハルカ のロケ地になった湯布院へ。  今日はドラマの最終日なので、流石に人で溢れていた。  湯布院は洒落たお店が列ぶ観光地で、背後に豊後富士と呼ばれている 由布岳 が聳えている。
 ここは由布市湯布院町で、「由」と「湯」が混在しているが、昭和30年以降に新しく名付けられた場合は 「湯布」の字を用いるという。  温泉が流れ込み、朝霧で知られていて、ロケ地にもなった金鱗湖を一周してから、湯布院の街並みを歩く。  お土産を買ってから、今晩の宿泊地である別府温泉へ。

  湯布院金鱗湖地図の中央「+」印が湖の場所です

  <大分県由布市湯布院町にて>

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