新宿の紅葉
2005年12月2日
新宿中央公園の紅葉越しに東京都庁ビルを望む(左)
都心の紅葉を求めて新幹線で東京へ。
中央線で新宿まで直行し、コインロッカーに荷物を預けてスタート、手始めに損保保険ジャパンビルの
東郷青児美術館
を目指す。
この美術館には、かって話題になったゴッホの「ひまわり」がある。
名古屋市美術館で8月28日に開催された「ゴッホ展」では、入館するのに万博並の1時間半待たされ、
ゴッホの「ひまわり」の前は、人に押されながらアッという間に通りすぎてしまった。
東郷青児美術館には、「ひまわり」とアルル時代のゴーギャン、セザンヌの3作品が個室に展示してある。
絵の前には、鑑賞用にソファーが置いてあり、私共以外は観客は見あたらなかったので、
静かな環境の中で心ゆくまで観賞することが出来た。
昼食時間になったので、隣にある新宿野村ビルの最上階の50階にある展望レストラン
「HARUKA」
で限定10食のスペッシャルランチを食べる。
次に訪れたのが東京都庁ビル、
南北両方の展望台から、都心の風景をたっぷり堪能する。
眼下には紅葉に彩られた新宿中央公園
が見える。 中央に、テレビドラマの舞台になるナイヤガラの滝がある。
都庁を出て、新宿中央公園の紅葉越しから都庁ビルを望み、新宿駅まで歩く。
新宿中央公園 地図の中央「+」印が公園の場所です
<東京都新宿区西新宿にて>
新宿御苑の日本庭園の池に映る紅葉(右)
日没には未だ時間があったので、ホテルには直行せず、地下鉄丸の内線で
「新宿御苑」に向かう。
地下鉄「新宿御苑前」で下車する。
近くの管理門や旧新宿門は閉鎖されているので、「新宿門」へ。
閉門15分前であったが、入門し、日本庭園へ。
途中の紅葉は最盛期で、彩を添えていた。
「中の池」を一回りし、西洋庭園を横断し、大木戸門から出る。
再び新宿駅に戻り、今夜、宿泊予定の
新宿ニューシティーホテル
の送迎用のバスが発着する新宿「地下広場」へ。
この辺りが「地下広場」と思われる所に着いたら、タクシーや乗用車でごった返す
駅前広場に出てしまった。
駅前広場に面接する新宿駅内で、地下への階段を探し、下りてみたものの、
何処にも、広場らしきものは無かった。
駅前広場に面する建物の中で、お巡りさんに「地下広場は何処ですか」と聞いてみたら、
「ここです」との返事が返ってきた。
駅前広場と思ったのは、地面が地下一階で、天井が吹き抜けの大きな広場で、
ホテルに向かうバスが広場から地下通路に入り込んだので、
ここが地下広場であることを納得した。
それにしても、都民には当たり前の名前でも、田舎者には落とし穴の一つであると
認識する。
新宿御苑 地図の中央「+」印が御苑の場所です
<東京都新宿区内藤町にて>