硫黄山と摩周湖         2005年11月3日


 白い蒸気を吹き上げる硫黄山を背景に(左)

 網走市にあるホテル「ビューパーク悠遊亭」を朝出発し東藻琴村の藻琴山 芝桜公園の横を通って、藻琴峠へ。  弟子屈(テシカガ)町に入ると、眼前に屈斜路(クッシャロ)湖が広がる筈であったが、 お皿のような盆地に白い霧が溢れている。  川湯温泉に入り、 川湯相撲記念館 の前庭の「大鵬」の立像を眺めながら、「巨人・大鵬・玉子焼き」の時代を回想する。  阿寒国立公園の目玉の一つである 硫黄山に到着。  白煙を背景に記念写真を撮る。  

   硫黄山 地図の中央「+」印が山頂の場所です

  <北海道 川上郡弟子屈町字跡佐登にて>


          湖面全体を現した霧の摩周湖(右)




 硫黄山を離れ、坂を上がると、第3展望台の手前で摩周湖が見えてくる。  ここで、水面が霧で覆われているかどうかが分かる。 突然、眼前に広がった摩周湖は霧一つ無かった。  摩周湖には3つの展望台があるが、 摩周第1展望台へ。  展望台からは、これを撮らなければ摩周湖かどうか分からないと言う湖の靨の中島(カムイシュ)や、  右手の摩周岳(カムイヌプリ)、背後には遥か向こうに斜里岳が見えた。
 上天気に満足して次の訪問地の 阿寒湖へ。  ここは余りにも観光地化されていて、魅力に乏しい。  湖畔で、アイヌの衣裳服を着て記念撮影をし、お店でお土産のマリモを覗いて終わりになる。
 足寄国道241号線を足寄町まで走る。  北海道も温暖化の影響で紅葉の時期が遅れ、大地全体が紅葉に包まれている。  本土では植林と言えば殆どが杉であるが、北海道は唐松が植林されていて、 上高地の唐松の紅葉に感動したのが、恥ずかしい様な、素晴らしい景色の連続である。
 足寄町のあしょろ庵で昼食をした後、 足寄(アショロ)から道東自動車道に入り、終点の十勝清水へ。  清水ドライブイン  でお土産の日高昆布を買い、日勝峠を越え、石勝樹海ロードを通って再び道東自動車道へ。  輪厚PAで一服、 藻岩山頂から札幌市街の夜景を見た後、 キリンビール園 で蟹を食べてから、今晩のホテルの APAホテル&リゾート札幌 へ。

 摩周湖の第1展望台 地図の中央「+」印が展望台の場所です

< 北海道川上郡弟子屈町字弟子屈原野にて>

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