濤沸湖の白鳥と網走湖の夕日         2005年11月2日



 濤沸湖の白鳥公園に集うオオハクチョウ(左)

   朝、ホテルを出発して最初に訪れたのが層雲峡の観光スポットである 「銀河の滝と流星の滝」である。  滝見台から遊歩道を歩き、落差120mの銀河の滝と落差90mの流星の滝を見上げる。  車窓から頂が白い大雪山の一つを眺め、大函をちらりと見て、大雪湖の横を通り、石北峠を越える。
 国道39号線を更に走り、留辺蘂(ルベシベ)町にあるオホーツク観光の観光ドライブインに寄り、 北海道きつね村の太った狸の様な北狐に遭遇する。  北見市、端野町を経てオホーツク海を望む。 テレビや映画で知られている海岸沿いを走る釧網線の 「藻琴駅」や「北浜駅」を覗いて、大白鳥が飛来する濤沸湖の白鳥公園へ。  ここは、大白鳥が餌付けされていて、観光客が来ると大騒ぎになる。  1週間前にやって来たばかりだという。  青い濤沸(トフツ)湖を泳ぐ白鳥の向こうに知床半島の最高峰の羅臼岳(1661m)が聳えている。

   濤沸湖の白鳥公園 地図の中央「+」印が公園の場所です

  <北海道網走市字北浜にて>


  網走湖東岸の天都山から眺めた網走湖の夕日(右)

   濤沸湖から網走市の途中にある網走海鮮市場に寄り、 オホーツク海を背景に、アイヌ夫婦の大きな木像と一緒に記念撮影をする。  網走市での最初の観光は博物館網走監獄で。 こんなものが観光名所になるのかと違和感を感じる。  女性の説明員が丁寧に分かりやすく案内して下さり、園内は季節遅れの紅葉に輝いてそれなりに満足する。  次に訪れたのが天都山山頂にあるオホーツク流氷館 の流氷体験館で本物の流氷に触ったり、濡れたタオルを振り回して「しばれ実験」を実施した。  夕日が網走湖の彼方に沈みかけたので、急いで流氷館の屋上に上り、太陽が姿を消すまで追う。  今晩は、網走国定公園網走湖畔のホテル「ビューパーク悠遊亭」に宿泊する。  ホテルは網走湖畔の小高い丘の上にあり、湖畔まで下がると、「さけ・ますふ化場」があり、網走湖に放流された稚魚が 網走川を通ってオホーツク海に出た魚が帰って来ているというので、暗くなった湖畔に下りてみたら、 魚が群がっていた。  昨夜宿泊した「ホテル層雲」の温泉も良かったが、網走温泉の泉質もアルカリ性のツルツル質で下呂温泉や昼神温泉と 比べても決して劣ることはないと思った。

 天都山  地図の中央「+」印が山頂の場所です

<北海道網走市字天都山にて>

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