立山連峰の雪と旭川の紅葉
2005年11月1日
真っ白な雪に覆われた立山連峰と剣岳(左)
中部国際空港から、北海道の旭川空港を目指して飛び立った飛行機の窓から、白い帽子を被った白山連峰が見えてきた。
間もなく、北アルプス連峰の真上に差し掛かる。
立山連邦の真上を通過、最初に目に付いたのが、写真左端中央にある浄土山(2881m)。
「一の越」の峠を隔てて、
雄山(2992m)、大如山(3015m)、真砂沢を経て別山(2880m)、剣沢をへて右端の剣岳(2998m)と連なっている。
立山連峰の上に見える二つの黒丸の右側がミクリガ池だろう。
登山の初心者である私共夫婦は専ら里山歩きを楽しんでいる。
登山経歴で、唯一自慢できるのが、3003mの剣岳を登ったことである。
10代の頃、称名滝の滝壺からスタートし、、浄土山から剣岳まで縦走し、剣沢から黒部渓谷の下廊下にある
「十字峡」まで歩いたことがある。
その時に持参したのが、昭和28年8月修正版の5万分の1の地形図で、その地図には剣岳の山頂には、
確かに、3003の数字が付けられている。
現役のハイカーやクライマーで3003mの剣岳に登頂した人は少なくなっただろう。
剣岳 地図の中央「+」印が山頂の場所です
<富山県中新川郡立山町芦峅寺付近>
今や、全国的に有名ななった旭山動物のある旭山(右)
本州上空を縦断中は上天気だったが、北海道に近づくと曇り空になり、旭川空港に到着した頃は一雨あったらしい。
バスに乗って、旭川郊外にある旭山の近くを通る頃には、太陽が顔を出し、旭山に美しい虹まで架かった。
今や、全国的に知られるようになり、ツアーの中にも組み入れられる
旭山動物園は、この標高296mの小さな旭山の山麓にある。
例年ならば、雪を伴って冬が訪れている頃だが、最近の温暖化のため、幸運にも、今が紅葉の真っ盛りで、
旭山も全山が紅色に染まっていた。
沿線の紅葉を見ながら、今夜の宿の層雲峡温泉にある
ホテル層雲へ。
避暑地の層雲峡は流石に冬ごもりに入っていて、戸外は森閑としていたが、ホテルの中は、台湾からの旅行客で溢れていた。
旭山動物園 地図の中央「+」印が動物園の場所です
<北海道旭川市東旭川町倉沼にて>