万博だより(9)       2005年7月12日





                 日本庭園                                 サツキとメイの家

   今回は特にお目当ては無く、外国館でも覗いてみようと、9時過ぎにゲイトへ。  傘を差して手荷物の検査のための長い列の後ろで待つ。  ロンドンでのテロ騒ぎの影響か、今日はいつもと比べ一段と検査に時間を掛けていて、 1時間近くも待たされてからやっと入場できる。  天気予報通り雨も上がり、やや蒸し暑いが絶好の万博日和になる。
 最初にグローバル・コモン3のヨーロッパゾーンへ。  ドイツ館はもう長い列が出来ている。  待ち時間が40分以上の時は、列に並ばない方針を守り、ドイツ館をパスし、フランス館、スペイン館、イタリア館を巡る。  西エントランスで食事をしてから、秋には楓で美しく彩られる「かえで池」の池畔に並べられた、 美濃和紙で作られた「あかりアート」を眺める。  更に、「めだか池」と「サツキとメイの家」を巡る、日本庭園観覧外周コースに足を踏み入れ、 茶室や「となりのトトロ」の日本家屋を覗く。  

  <愛知県長久手町にて>







       タンゴを披露するノエリア&パブロのペアー            タンゴダンサーのノエリア(Noelia)さん

 午後になると、日差しが厳しくなり、パビリオンにも長い列が出来ている。  比較的空いている共同館を目指し、アンデスや中米の共同館を覗く。  昨日はアルゼンチンのナショナルディーであったが、今日も引き続き、特別に戸外のステージで アルゼンチンタンゴのショウーが見られるとのことで、ステージの前で座り込んで待つ。  今日のダンサーはノエリアさんとパプロさんのペアー。  半世紀以上前の遥か昔の頃、初めてアルゼンチンタンゴ「ラ・クンパルシータ」のSP版のレコードを買って貰った嬉しさに、 22回も連続して聞いたタンゴファンの私のとっては堪えられない一時であった。  ダンス終了後、ダンサーのノエリアさんと対面し、写真を撮らして貰ったのは愛知万博の思い出の一つになるだろう。

<愛知県長久手町にて>

 万博長久手会場 地図の中央「+」印が会場の有る場所です

 万博だより(8) 2005年6月29日 



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