広重美術館と湧玉池
2005年6月9日
由比本陣公園にある東海道広重美術館(左)
今年の2月27日に金時山に登って以来の富士箱根へ。
東名を清水インターで降りて、江戸文化を肌で感じる宿場町由比の「ゆい桜えび館」で昼食、近くにある由比本陣公園まで
足を延ばす。
由比宿は本陣の他、旅籠屋が32軒あり、当時は相当の賑わいを見せたと言われている。
広重の作品を中心にコレクションした
「東海道広重美術館」
は、良く見られる保永堂版の東海道五拾参次の浮世絵が
並んでるのかと思ったが、毎月変わる企画展示がメインらしい。
当日は「東海道五十三対」が展示されていた。
それは、宿場毎に説話などを題材に浮世絵にしたもので、岡崎宿では浄瑠璃姫が取り扱われていた。
広重の絵としては、名所江戸百景「亀戸梅屋舗」がゴッホの絵と並べられ、
世界に数点しかないと言われる「中津川」も展示してあった。
東海道広重美術館 地図の中央「+」印が美術館の場所です
<静岡県由比町にて>
富士山本宮浅間神社境内にある湧玉池 ホテル「鐘山苑」の部屋から眺めた富士山(右)
東海道広重美術館見学後、5年ぶりに浅間神社を訪れて参拝する。 神社の境内には、
柿田川と並ぶ富士山の湧水の名所として知られている湧玉池がある。
湧き水は水温が10数度で池畔に立つだけで涼しさを感じる。
神社参拝後、富士山麓へ。 富士山は雲に覆われてどこにあるかも分からない状態であった。
しかし、立ち寄った河口湖畔にある河口湖ハーブ館の駐車場からは
雲間から一瞬富士山の山頂が姿を現したので、夕方には見れるかとの期待が膨らむ。
今夜の宿泊所であるホテル「鐘山苑」に到着する。
部屋に入って窓を開けたら見事な富士山の姿が眼に飛び込んできた。
庭園が売り物の鐘山苑の茶室「清流庵」で喫茶後、庭園を散策しながら眺めた富士の姿は最高であった。
浅間神社境内の湧玉池 地図の中央「+」印が池の場所です
<静岡県富士宮市にて>