万博だより(6)       2005年6月8日





       センターゾーンにある「愛・地球広場」にての一時       小規模館G金賞のフィリッピン館にて

   横浜在住の次男夫婦が万博に来るというので、久しぶりに親子顔合わせに、私達も万博へ。  彼等は、インターネット予約で日立館、三井東芝館、グローバルハウス(オレンジホール)、 長久手日本館と人気パビリオンを4館も押えているので、人気パビリオンを総舐めする積もりのようだ。  私達は1時間前にゲイトに到着したが、名古屋のホテルに宿泊した彼等は、三菱館を狙うべく既に到着していた。  この時間では日立とトヨタは無理と判断し、先ず、企業パビリオンBにてガスパビリオンと夢みる山の「めざめの方舟」の 整理券を貰ってから、最近、バージョンチェンジしたらしい長久手日本館に向かい当日予約を取る。  今日の手配は完了したので、入館開始。
 最初に、巨大万華鏡が売り物の「大地の塔」に列び、30分余りで入場できたが、私が見たときと同様、お連れさんも 「もう、これでお仕舞い」と言った感じだった。  息子達は、三菱館の当日予約が取れたので、次にお勧めの「電力館」や「超電導リニア館」を回っていると電話連絡が入る。  「めざめの方舟」の予約時間は既に過ぎている。  ガスパビリオンに入る前に再び「めざめの方舟」の整理券を貰う。  2度目の「炎のマジックシアター」は、先日訪れた、ディズニーシーの出し物との比較になり、子供騙しかと思う。  尤も、シーもランドも子供相手のショーではあるが。
 次に訪れた「めざめの方舟」はスクリーンの周りの立像群を模様替えをしたとのことであるが、前回と同様、内容が全く 飲み込めず、前回の記憶を思い出すことも無く終了。  一部の観客がスクリーンの上に立ちはだかることが、演出者の意図だと聞かせれたが、説明を受けてもどうにも納得がいかない その事だけが頭の中に残った。
 三井東芝館から出てきた息子達と、やっと、ゆっくり顔を合わすことが出来、先日入ったトルコ料理の「ソフラ」で遅い昼食をとる。  食事中に持ってきた小型のノートパソコンで映像を見せてもらいながら 、息子夫婦から近状報告を受ける。  食後、愛・地球広場にて雑談の続きをしながら、芝生の感触を楽しむ。  先ほど、受け取ったグローバルハウスの予約時間が来た。  受け取ったコースが先回入場したブルーホールであったが、お連れさんは初めてなので大スクリーンを一緒に鑑賞する。  日本関連のパビリオンで最後に残った未入館のグローバルハウスのオレンジホールに入りたかったのに残念であった。  息子達は当日予約した三菱館へ向かい、親子の再会は無事終了する。
 その後、日本館の予約時間まで、外国館を覗く。お目当ては「自然の叡智賞」受賞館。  最初に訪れたのはカテゴリーC(小規模館)で金賞を受賞したフィリピン館。  ココナツの皮も使った香りの繭の前で記念写真を撮り、横にあるカフェで餅米をマンゴーでロールにし、 スチームしたデザートの「スマン アッ マンガ」を食べる。  

  <愛知県長久手町にて>







      竹で編んだ長久手日本館の前の日本広場にて        小規模館G銀賞のモロッコ館にて

 朝一番で確保した長久手日本館の予約時間が来た。 目玉の360度の映像が、6月1日から新しいのに変更されたと聞いてきたが、 現在は奇数日と偶数日に交互で上映している。 今日は先回見たと同じ古い映像で期待外れであった。 初めて見たお連さんも、 長い時間並んで見るほどの価値は無いと厳しい評価であった。
 今日の予定は完了し、後はゆっくりと自然の叡智賞受賞の外国館巡り。  先ず最初に、小規模館G銀賞のモロッコ館。 砂漠の国では一番贅沢な噴水と天井のステンドグラスが見物。  中規模館G金賞のトルコ館の木製のドームの中を歩き、共同館G銅賞のウズベキスタン館で古都プラハのミナレットを眺め、 大規模館G銀賞のスペイン館の、六角形の陶器で出来たブロックを組み合わせた外壁や、大規模館G銅賞のイギリス館の庭園も眺めて 帰路に就く。
 万博のパビリオンでお連れさんが満足してくれそうなのは日立館くらいか。 開幕当初は比較的簡単に入場できた日立館も 最近では早朝で予約完了になり、入場が極めて困難である。  私たちの知識技量ではインターネットでの予約申込みも困難だ。 予約開始時間と同時にアクセス不能になる。  息子が母親のために予約してくれると言うのでそれを期待して、もう一度ぐらい来ようかという話になる。

<愛知県長久手町にて>

 万博長久手会場 地図の中央「+」印が会場の有る場所です

 万博だより(5) 2005年5月24日 



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