東海自然歩道(8 富士川)
2004年12月19日
頭が揃っていた六地蔵(左)
過日、東海自然歩道を思親山から下ってきて、、富榮橋で終わっていることになっているので、
今回も、国道52号線沿いの竹の子の塔が目印の道の駅「とみざわ」に寄り、
富榮橋の西から東海自然歩道の山道に入る。
紅葉に迎えられ、舗装道路の中を暫く歩くと、杉林の平凡な登りが淡々と続き、ガイドブックでは
南の里道を勧めていたが、なるほどと納得した。
見通しの利かない山道から、やっと集落が見える。 有東川を渡って坂本の集落に入る。
多くのホームページで、標識が分かりにくく迷う場所として紹介されているが、
標識に従って暫く歩くと、分岐点の左手に「六地蔵公園」の標識があり、
東海自然歩道の標識はそのまま北に進むようになっている。
標識を優先して、そのまま北上したら、御堂農村公園まで来てしまった。
明らかに、自然歩道より外れていると感じたが、その公園でお弁当を食べる。
地元の人の話では、この道を進むと篠井山登山道の旧道に至るという。
教えられたとおり、再び六地蔵公園の丘を目指して歩くと、幽かに見える富士山の裾のを背景にして
新しい頭の揃った六地蔵が並んでいた。
舗装道路を歩いて、向田から鯨野を通過して、再び山道に入る。
余り人が歩きそうもない荒れた道を行くと、緩やかな階段になる。
今回の最高地の大野段の手前で、渓谷沿いの紅葉の赤がちょっぴり彩りを添えて呉れた。
峠から徳間までの下り道は、平凡な舗装道路で途中で迎えのバスに乗り込む。
徳間から、狭い山道を福士川渓谷沿いに奥山温泉へ。
線質はアルカリ質でツルツル感があり、今日の最大の収穫であった。
六地蔵公園の場所 地図の中央「+」印が公園の有る場所です
<山梨県富沢町にて>
富榮橋から入り込んだ舗装道路の登山道で出迎えてくれた紅葉(右)
大野段への峠に向かう途中の尾根から見下ろした紅葉
<山梨県富沢町にて>
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