京都の紅葉
2004年11月24日
常寂光寺の紅葉(左)
昨年は不作だった京都の紅葉、今年こそはと期待しネットサーフィンすると、何処も見頃との情報。
紅葉に必須条件の青空も望めそうだとのことで、新幹線に乗り京都へ。
嵯峨線に乗り換え、嵯峨嵐山駅から、最初の目的地である常寂光院へ。
人出は多かったが、未だ早いのか遅いのか判然としない色好き具合。
それでも、紅葉にほぼ満足して、次の目的地である二尊院へ。
ここでは、更に期待はずれ、昨年よりは良いものの、今年は今一歩の色づきであった。
次の目的地である祇王寺では更に悪く、色づきは殆どなく、見せ場の庭園も緑の苔だけが目立ち、
紅色は殆ど見られず。
トロッコ電車も夕方まで予約で満席。
これ以上嵯峨野に留まっても、時間の無駄だと思い、タイミング良く見つけた空車に乗って、
東福寺に向かう。
常寂光寺の場所 地図の中央「+」印が寺の有る場所です
<京都市右京区にて>
紅葉に囲まれる東福寺の通天橋(右)
東福寺庭園の紅葉
東福寺に向かう途中で、タクシーの運転手から話を聞く。
昨年の紅葉よりは良いが、一昨年よりは悪い。
それでも、東福寺の紅葉は見頃時だと、昨日は3万5千人の人が東福寺を訪れたという。
東大路通を南下し、東福寺交差点で渋滞して、そこから歩く。
参道は勿論のこと、参観券売場も長蛇の列。 やっとの事で受付に辿り着いたら、
女性が一人で受け渡しをしていて、後ろで一人がお金を受け取っている。
このお寺も殿様商売が罷り通っているらしい。
通天橋からの眺めは流石に素晴らしい。
一昨年に感動した永観堂の紅葉ほどの感動は感じられなかったが、
宗国原産の三葉楓が多いというので、そのせいかもしれない。
楓も素晴らしかったが、日本最古の三門と言われている堂々とした国宝の「東福寺の三門」
も迫力があり大いに見応えがあった。
東福寺の場所 地図の中央「+」印が寺の有る場所です
<京都市東山区にて>