霊山寺の多宝塔       2002年11月17日

 一番札所霊山寺の多宝塔(左)

 現在、弘法大師が訪れた西国33ヶ所を車で巡回中であるが、四国にきて、88ヶ所の一番札所 霊山寺に寄ってみた。 西国のお寺はどれもその壮大さに圧倒されるが、それに引きかえ、 霊山寺は余りに平凡なお寺で、やや拍子抜けがした。

 仁王門を入ると、正面に本堂、左手に多宝塔、右手に大師堂がある。   霊山寺は天平年間(729‐48)聖武天皇の勅願によって、行基菩薩が開基した。   天正年間(1573‐93)長曽我部軍の兵火にかかって多くの堂、塔を焼失した。   再建されたものの、明治24年に本堂と多宝塔を残して焼失し、 その後再建された。

<徳島県鳴門市にて>

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