般若寺
2001年11月7日
般若寺の楼門(国宝)(左)
飛鳥時代、高句麗憎慧灌の創建と伝えられている。 天平年間には、平城京の鬼門の守り、大般若経を
納めた寺として栄えた。
国宝の楼門は鎌倉時代に叡尊上人、良恵上人によって再建された。 昨今では、西国薬師第3番の札所や
関西花の寺第17番札所として知られ、秋には「コスモス寺」として訪れる人が多い。
<奈良県奈良市般若寺町にて>
鹿のいる奈良公園の紅葉(左)
例年通り、今年も第53回の正倉院展が開かれたので、見に行った序でに奈良公園を覗いてみたら、
昨年と同様に公園の木々は色づき、その下を鹿がのんびりと歩いていた。
それから、足を北に向け、35年振りに国の史跡に指定されている、鎌倉時代の病院の
「北山一八間戸」を訪ねたが、金網の塀で仕切られて近づくことが出来なかった。 この建物は
江戸時代に再建されたということもあって、殆ど人に知られていない。
<奈良県奈良市奈良公園にて>