12月13日 知多新四国巡礼(12)

 第50番札所真言宗豊山派鶴林山大御堂寺(左)

 大御堂寺は天武天皇の時代に、役の行者の創建による古刹である。 境内にはこの地で無念の最後を遂げた源義朝の廟所がおまつりしてあることで 有名である。
 重要文化財で義朝のことを書いた絵解きが保存されており、 その写しを見ながら解説をして貰う。 近くに義朝の首を洗ったといわれる血の池がある。

<美浜町野間にて>



 第51番札所真言宗豊山派鶴林山野間大坊(右)

 白河天皇の勅願所として承歴年間(1077年〜1081年)に源頼朝により創建された。
 源義朝が平治の乱で敗れて東国に逃げる途中、長田庄司等に謀られ風呂場で殺された。 「せめて木刀の一本もあれば」と無念のひと声を残したと言われ、墓には 山積みの木太刀が捧げられている。

<美浜町野間にて>

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