12月4日 聖宝寺
聖宝寺本堂の前の血染めの紅葉(右)
東海地方で足助の次に位置する紅葉の名所といえば、三重県北部に位置する
藤原町にある聖宝寺が挙げられる。特に本堂前に聳える紅葉の大木は血染めの
紅葉としてしばしばテレビにも取りあげられているが、流石にもう盛りを過ぎて、
色がやや褪せているのが残念だ。
<三重県藤原町にて>
聖宝寺境内で未だ色鮮やかな紅葉(右)
聖宝寺は806年、天台宗の祖、最澄が比叡山の別道場として開いた。寺の
境内には、平安期の作といわれる名園があり、そこの紅葉は一段と美しい。
紅葉の最盛期は過ぎたものの、中には未だその美しさを保った木々を見付ける
ことが出来た。ここから藤原岳へと道が通じている。
<三重県藤原町にて>