紅葉を求めて、車で山頂近くまで行くことが出来る甘利山に向かう。
韮崎インターで下りて、釜無川を渡り、韮崎櫛形豊富線に入り、甘利山口から甘利山公園線を14kmほど
走ると、普通車80台分の大駐車場がある広河原に到着する。
人影は無かったが、数台の車が駐車していた。 此処は、千頭星山方面の登山口になっている。
整備された登山道を進むと左手に、1671.5mを示す三角点と東屋がある。
東屋の前からは、富士山と甲府盆地が一望できる。
再び、分岐点に戻り、右手に行くと、木道の両側にレンゲツツジが広がっている。
甘利山はレンゲツツジの群生地として知られていて、初夏は観光客で賑わう。
呆気なく、甘利山山頂に到着。 前方に奥甘利山、大西峰、千頭星山が広がりその奥に南アルプスが連なっている。
汁垂を経由して駐車場へ行く標識を発見、地図で確認してからその道を下る。
登山道の左手、奥甘利山の東斜面にある唐松の林が丁度紅葉を向かえ、日の光を一杯に浴びて美しかった。
小字沢林道に出て駐車場に戻る。 今日は、一人の登山者に出合っただけの静かな山行であった。
帰りに、甘利山中腹にある椹(サワラ)池に寄る。 大蛇伝説が伝わる池として知られているが、紅葉が丁度見頃で
池に映る色とりどりの木々が美しかった。
明日の西沢渓谷散策に備えて、近くにある三富温泉の白龍閣に向かう。
椹(サワラ)池
地図の中央の矢印が椹(サワラ)池の場所です
甘利山
地図の中央の矢印が山頂の場所です
<山梨県韮崎市旭町上條北割にて>
甘利山の風景を、下記の「甘利山」のボタンをクリックして48枚のスライド写真でご覧ください。