筑波山(876m)             2011年11月07日


 観光客で超満員の筑波山山頂

 日本百名山で一番低い筑波山を目指して、常磐自動車道を走り、守屋サービスエリアに寄る。
 筑波山神社前の売店に駐車して、つくば道と名付けられた「筑波山神社参道」の石段を登る。  御神橋を過ぎ、随身門を潜ると、拝殿がある。  古社の例に漏れず、筑波山神社も拝殿のみで、本殿は筑波山自体である。
 宮脇駅から筑波山ケーブルカーに乗り、紅葉を見ながら御幸ヶ原にある山頂駅へ。  最初に、左手に見える標高871mの男体山へ。  登山道が紅葉のトンネルになっていて、登山者の姿も多く見られる。  山頂にある、筑波山神社男体山御本殿の男体祠に参拝して、前方に見える女体山を眺めながら、再び御幸ヶ原へ。
 本格的な登山道である男体山に比べ、女体山への登山道は散歩道程度だ。  セキレイ石や、ガマ石を過ぎると、一方通行の岩場があり、間もなく山頂になる。  狭い山頂は、隣接したロープウェイ駅からの観光客も多く、超満員でゆっくり休む場所も無い。  山頂で飲食禁止の立て札があるのは、他に記憶がない。
 双耳峰の筑波山は、女体山の方が高いので、こちらが山頂になっている。  女体祠に参拝し、山頂からの絶景を楽しんで、筑波山神社へ戻る。  陽成天皇の和歌を頭に浮かべながら、筑波山を離れ、袋田の滝へ向かう。
  筑波山   地図の中央の赤い「+」印が筑波山です      <茨城県つくば市筑波にて>
 筑波山の登山風景を、下記の「筑波山」のボタンをクリックして60枚のスライド写真でご覧ください。

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